いやいやえん

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サマー・ヴェンデッタ

【概略】
1960年夏、フィンランドのボドム湖で起きた未解決の殺人事件。イーダたち4人はその謎を解明すべく事件現場を訪れ、当時と同じシチュエーションの再現を試みる。
ホラー


.0★★★☆☆
この恐怖、底なし。
1960年にフィンランドで実際に起こった「ボドム湖殺人事件」を元にしています。この事件に魅せられたアッテ君がみなをだまくらかして連れて来て事件再現をしようと試みます。


★登場人物。
イーダ(ヒロイン。引きこもってる。巨乳処女)
ノーラ(イーダの親友、ビッチ担当)
アッテ(事件の真相解明にほんとに命をかけちゃったオタク)
エリアス(チャラめのイケメン、見た目に反して悪い奴じゃない)
この4人がいかにして85分で滅せられるのか。一応、物語は二転三転して着地します。


★気になるシーンをいくつか。
・アッテが刺されて、血まみれになりながらも、他のみんなに「逃げろーー、逃げてくれー!」って叫ぶんだけど、みんな本当にすぐ逃げてるのな。もうちょっとこう…。振り返ったのエリアスだけじゃない。
・イーダが引きこもりになった原因は、エリアスによるイーダの裸の写真流出なんだそうなんですが、実はエリアスは撮っていないし、そもそも写真なんて存在しないとのこと。エリアスはイーダのことが好きだった。ヒロインが真っ先に言いそうなセリフを言う彼は、ほんと良い奴だったんだと思いますよ(過去形)。
・初めからイーダとノーラはグルになって、2人を殺すつもりで来ていた。(!!)
・イーダとノーラが車で帰る途中、ノーラはエリアスの話ばかりするイーダを彼に取られちゃうと思って裸の写真をエリアスに撮られたと嘘の話をしたという真実を話す。エリアスとアッテの言うとおり裸の写真なんてないし、噂が一人歩きしただけだった。イーダ激高。
・案の定車運転しながら揉めるから、事故った二人に、現場にいた男が「大丈夫か?」と声をかけてくる。レッカーで車を引きずられ、車は大破。二人ともアッテを殺した覚えがない事から、アッテを刺したのはこの男だと思う。
・イーダだけ助かる。結局、警察が森を捜索したけど男はいなかったという結果になり、すべてはイーダが自分の罪に耐えきれず心が壊れたのだろうという酷いオチ。


13日の金曜日のように「ボドム湖殺人事件」自体に謎な魅力があるのですが(2000年代に入っても事件の真相がうんぬん言われてるし)湖でキャンプして事件が起きるのはわかりきってるわけですから、「さっさと話を進めてくれ」と思うのですが、とかく後半のオチはまるでダメ。ぶち壊しです。ほんものの殺人鬼登場でむごたらしい展開を期待していると、何と、そこで映画が終わり!しかもあろうことか唐突に安直な最後を迎えます。
まあきっとボドム湖の犯人(殺人鬼)のホームだから、ということなのでしょうが、この映画、一体なんだったの…?ついそう思えてしまうところが難点です。

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