いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

LOOP/ループ -時に囚われた男-

【概略】
麻薬密売人のアダムはある日、目の前で恋人のアンナが轢き殺されるのを目撃。しかしその後、事故の現場に戻ったアダムはそこで謎のビデオテープを発見し…。
スリラー


.5★★★☆☆
ハンガリー発のタイムループ・スリラー。
主人公のアダムは、麻薬密売人をしているんだけど、今回の仕事で大金を手に入れたらボスと手を切ろうと考えてました。で、どこを一体ループするのかと思ったら、妊娠中の恋人アンナが車に轢かれるところを何回もループします。車で轢くのは、アダムのボスのデジュー。落ちてたビデオテープには自分がデジューに殺される場面が映っていたので、自分とアンナをなんとか助けようと何度もループを繰り返すという話です。
これ、「TIME CRIMES タイムクライムス」を思い出しました。同じ時間軸に自分が何人もいるのなんてそのまま。また「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のようにループの始まりが明確ではなく、気づいたら繰り返してる的な展開なので、とにかくこんがらがる。矛盾点は満載な気がするし、ラストももやもやする。とはいえ、短尺な割りに中身は濃い良く出来てる話です。なかなか面白い。
主人公は、妊娠が分かったら、即「堕ろせ」とか「どうでもいい」とか言うクズ野郎ですが、ループの中で恋人の大切さを認識していくのは良かったです。「違いがひとつだけある。おまえはアンナを見殺しにするだろ」と自分vs自分になるのも良かった。
ちなみに…ループを作っているのは、アンナが手の甲に書いた無限マーク。これ→「∞」
はれてハッピーエンドと思いきや、冒頭のパンの男がいて、脱出できていないのでは…というところでエンディングです。
見る側の理解力がないとループ∞に取り残されてしまいそうな作品だった。

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