いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

フォービドゥン/呪縛館

【概略】
田舎町の邸宅で夫と息子と家族3人での生活をスタートさせたデイナ。ところが、引っ越して早々不可解な出来事が連続して起こり始め、さらにデイナは屋根裏にある部屋を発見する。
ホラー


.5★★☆☆☆
人里離れた古い館。血まみれの死体で発見された愛犬 / 庭で命を絶った謎の男 / 屋根裏部屋から呼びかける女の声。禁断の扉が開かれる時、あなたは本当の悲劇を目撃する…。
「イノセント・ガーデン」の脚本を手がけた俳優ウェントワース・ミラーの脚本2作目。主演はケイト・ベッキンセール。
思ってたほど恐怖感は薄めだったかな~。怖がらせようという話ではないんです。
やがて秘密の部屋の鍵を見つけたデイナは封印された扉を開き、この家と自分にまつわる恐ろしい過去を知ることに…。
実は件の部屋というのはいわゆる「失望の部屋」という。裕福な家で障害を持って生まれた子供が世間から隔離されて生涯を過ごす部屋、ということ。この設定は良かったと思いますが…。このかつての判事邸にも左顔がお岩さんのような奇形をもつ少女がいた。判事は娘を殺してしまった。「娘の次は息子が死ぬことになる…」そう囁かれた(と思った)デイナは息子ルーカスの元へ急ぎハンマーで判事をぐちょぐちょになるまで撲殺する。しかしそれは幻覚で、実際にはハンマーで息子を傷つけようとしていたのだ…。
現実と夢の境目がわからなくなっていく精神系の映画で、惨劇のシーンかと思えばそれは幻覚で現実に戻るというおきまりのシチュエーションでちょっとゲンナリする。
息子ルーカスが父親とウルヴァリンごっこをしているのがちょっと微笑ましかったものの、結局生まれて3ヶ月の娘を自分の不注意で亡くしたという事から精神的に不安定なうえ、更にあの家で何が起こったのかを知ってしまったがゆえに、デイナは異常な行動を起こすようになってしまった…ということなのでしょうね。
娘キャサリンを自分が上になって眠ってしまったせいで殺してしまったという罪の意識が幻覚をみせていたのでしょうね。「必ず乗り越えられる…」夫の優しい言葉に、今後こそデイナは再起を決意するのであった。
しかしラストシーン、館を振り向いたデイナはそこに判事の姿を見る。戸惑い泳ぐ目線。そして判事の娘がもっていた小さな像を同じようにクルクルと回し…。

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