いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

リメインダー 失われし記憶の破片

【概略】
不慮の事故で瀕死の重傷を負い、ほとんどの記憶を失った男。多額の保険金を手に入れた彼は、「古い家の階段の上から階下の老婆に手を差し出す少年」という唯一の記憶を頼りに、大掛かりな再現ドラマを制作するが…。
スリラー


.0★★☆☆☆
ほとんどの記憶を失った男。事故により得た多額の保険金で、わずかに残った自分の記憶…「古い家の階段の上に立ち、階下の老母に手を差し出す少年の姿」…これの再現ドラマを制作していくが、事態は思わぬ方向へと進んでいく。
最後まで見るには忍耐力が必要な作品になってしまっているのが難点。
記憶を再現していくためモヤモヤっとした霧がかかってるようなものを作り上げていく部分は雰囲気が良い。記憶を亡くした男が拘るのは、大掛かりな自分のための再現舞台。記憶と同じアパートを買い、もちろん大勢の役者を雇って、執拗に繰り返される練習風景。
本作は、ずばり言っちゃうと映画としては全然面白くないです。
なんだかよくわからない展開が続きます。よくわからないってのは、主人公が記憶ないものもあってと、傲慢すぎる彼が一体何したいのか行動の原理がわからないってことです。
「再現」のため、とことんやる主人公の「男」の、金があるからこその傲慢な態度と原理が全く理解できないため(いくら自分を知りたいとはいってもあそこまでやるか?)魅力が感じられない。
リアリティを追及するあまり、役者たちを騙して本当に銀行強盗をさせ本人も参加する。しかし俳優がミスし銃で暴発死したことで他の俳優たちが動揺、仕方ないので主人公が始末。そして冒頭のシーンと同じような場面になった所でエンドなのです。
つまりは、記憶を取り戻す為の行為で冒頭と同じシーンになるって感じでしょうかねえ。ある意味ループものともいえるのですが、しかしながら同じループものを観るのなら「パラドクス」のほうが脚本も巧みでアーティスティックな場面もありで面白いです。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。