いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

獣は月夜に夢を見る

【概略】
美しい海岸沿いの村で、父と病気の母と暮らす少女・マリー。ある日、マリーは職場で出会った孤独な青年・ダニエルに恋をするが、マリーの体に奇妙な変化が起こり始め…。
ホラー


.0★★★☆☆
「ぼくのエリ 200歳の少女」に匹敵する映画というふれこみで北欧から上陸。しかし…
ケッ(゚д゚)!全然ちげーよ!と言う感じです。
バシッと言ってしまうと、少女が狼人間にかわってしまう物語です。
村人から異常に警戒され嫌われている廃人同然の母親…それは薬で廃人のようにしたみたいなんですよね。多分過去に狼人間化して色々やっちゃったんでしょうね。娘であるマリーもその血を受け継いでいたという話です。
その間に恋をするものの、閉鎖的な村の扱いとか、静かで孤独で暗い物語でした。少女が変わるという意味では、わかりやすく性のメタファーもあるのでしょうね。
全体の雰囲気はなかなか良いものの(オープニングの数々の風景シーンが美しい)、それにしても、愛する妻も娘も失って町に取り残される形の父親がいちばん可哀想だよ。私は父親に一番同情してしまった。「キレイだ」と言い黙って見送る父親の感情がなんとも言えない。廃人化するとしても母と「人間として」一緒にいることを選んだ父親の姿。なんとも悲しいよ…。
最後はマリーがダニエルと二人で逃げようとした矢先、不意を突かれて結果さらわれた船の上で、狼人間化したマリーが一人また一人と襲って殺し、最後にダニエルが残った。朝日に照らされたマリーの側で、「君の側にいるよ」とダニエルが優しく声をかけるというラストでした。

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