いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

呪怨館

【概略】
人里離れた一軒家に引っ越して来たアッシャー家。エヴァンは隣家のサマンサと仲良くなるが、サマンサが家の屋根裏にある“電子音声現象ボックス”を動かし…。
ホラー


.0★★★☆☆
亡くなった3人の子供の霊と交信しようとするが、怨霊に襲われ絶命したモレロ氏。残されたモレロ夫人によって、彼らの住んでいた家は売りに出されることに。そこに移り住んできたのがアッシャー家。長男エヴァンが仲良くなった隣家のサムがアッシャー家の屋根裏にあった霊と交信できるボックス(電子音声現象ボックス)を興味本位で動かしたところ、次々と怪現象が起こり始める。その原因を探ると、その館にはある女性にまつわる血塗られた戦慄の過去があることが判明するが、呼び寄せてしまった“それ"は静かに目の前に迫っていた…。
冒頭で上記のモレロ氏の家族が次々に死んで行ったという場面をモノクロで表現し、簡潔に見せていく過程は中々雰囲気も良かったですし、そのビジュアルも気味悪い感じが出ていて期待がもてたのですが、

この幸せ家族が…

いい感じの雰囲気ですね?


問題は、「現在」に入ってから。目立った箇所が無い…というのは最大の問題点じゃないでしょうか。あ、そういえば一つあった。モレロ夫人の若い頃の顔が怖いですね。
実はモレロ氏とサムの母親が浮気しており、その時に生まれたのがサムでした。モレロ夫人は母親を殺し屋根裏の小部屋の床に埋め、それが呪いとなってモレロ家の子供たちと夫を殺害していたのでした。この子供たちの死に顔が実に無念そうで良かったです。
ただ、恐怖シーンはというと、冒頭のこのモレロ家の呪い以外は、一応そこそこの頻度で霊が登場しますが、たいしてそこに意味はないので怖さを追求しているとは思えませんでした。とはいえ死臭を放つ骸が床下に埋まってるなんて、びっくりだよね。
ラストまでみたところ、「モレロ夫人が実は知っていた夫の浮気相手の女性を夫の目の前で殺害、夫と共に隠蔽し、その女性の怨念がモレロ夫人の3人の子供と夫を呪い殺した」ようなのですが…うーん、腑に落ちない。だって一番恨まれるべき相手はモレロ夫人であるべきなのに、その彼女は呪われもせず、この作品のナレーションをしてしまっているのだから。ただ独り残されってところは精神的にキツイかな…そういう復讐なのかもしれないけど。
しっかしこの邦題なんとかならんのかい。

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