いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ウエストワールド

【概略】
バカンスを楽しもうとレジャーランド「デロス」を訪れたマーティンたち。だが、ロボットたちが突如人間に反乱を開始し…。
SF


.5★★★☆☆
「ジュラシック・パーク」をロボットにおきかえたかのような…と思ったら、原作が同じマイケル・クライトンで監督もやっていたらしい1973年の作品です。
人間や動物にそっくりのロボットを用い、古代ローマ、中世ヨーロッパ、そしてアメリカ開拓西部の3つの世界を再現させたテーマパークで、原因不明の事故によりロボットが誤動作をはじめ、テーマパークを楽しんでいた人々に襲いかかるという、制御されるはずの「アミューズメント・パーク」での悲劇的な内容。ね、恐竜に置き換えればそのまんまジュラシック・パークでしょ。ただロボットしいてはコンピューター社会を批判しているような大仰なものではなく、単純な娯楽作品になっている。
また当時の技術を駆使したであろう事がよくわかる映像になってることや、何といっても映画の設定の面白さが抜群で、その代わりといってはなんだがウエストワールド(アメリカ開拓西部)の世界だけが中心になっているのは惜しい。古代ローマや中世ヨーロッパも面白いのではと思うのだけれども、ただ、映画として散漫になっちゃうか。一応劇中でパニックになった状況をみせるのに各ワールド状況は見ることが出来ます。私だったら西部には行かんな…中世ヨーロッパかな?
でも人間とロボットをどう見分けるのか、ロボットと間違って人間を殺したりしないのかなどは今でも疑問に思います。西部では熱感知でロボット相手にしか銃が撃てないことになってたけどさ、撲殺とか…ない?そうですか。(手で見分けるとかいってたけどさ、一瞬ではわからない!)
狂ったガンマン・ロボに追われる恐怖を描いていて、緊迫感は半端ないです。ユル・ブリンナーの存在感が抜群で、彼がこんなに怖いのはこの作品くらいじゃないでしょうか?
ユル・ブリンナーが「荒野の七人」そのままのようなガンマンロボで登場していて、何度も倒されてきたはずなのに、なにせまた決闘を挑んで来たロボット406号(ユル・ブリンナー)にてっきり主役と思っていたジェームズ・ブローニン(ジョシュ・ブローニンのお父さん)がいとも簡単に射殺されてしまうという衝撃的な殺人シーンがあって…。酸を浴びて溶けた皮膚から金属が露出するところ、全身火達磨となり黒焦げとなる顔など、倒しても倒しても、起き上がって追ってくる人間型ロボット…そのまんま「ターミネーター」はここからアイディアを拝借しているのでは?と感じたり。時代を感じる部分もありますが、なかなか面白いSF映画でした。
しかし、こんなテーマパークが(正常に機能していて)本当にあれば、某ネズミの夢の国には、ドリーマー以外は行かなくなるのではないか?千ドルは高いけども。

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