いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

愛と死の間で

【概略】
私立探偵のマイクはある日、修道院に世話になっていた、一人の記憶喪失の女の面倒を見ることになる。催眠術により彼女の失われた記憶を調査する一方で、いつしか互いに惹かれ合うようになる二人だが、やがて前世で両者の間に繰り広げられた惨劇を知る……。
サスペンス


.0★★★★☆
ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン共演の輪廻転生をモチーフにしたサスペンス作品。
私ケネスさんて結構好きなんです。特に髭+古典タイプのときね(髭のあるなしでハンサム度が違う!今作でのローマンも素敵)。やっぱり似合うんだよね。
1940年代に美貌のピアニストがハサミで殺され、殺人犯とされた夫が死刑に。そして現在、記憶喪失の女性と彼女の素性を調べる探偵…。40年代の二人のほうが光っていましたね~現代での2人はいまいちパッとしないのは何ででしょう。
構成の仕方なのか見せ方なのか効果音なのかわかりませんが、ちょっと古いというか劇っぽいというか。まあ昔の作品なのでそう感じるのかもしれませんが…。
催眠術をかけて過去に戻り、次第に彼女と過去の真相がわかっていく。わざとモノクロにした過去パートが良く出来ています。真相がわかるときはなるほどねーと。二人は永遠にひとつだと願った、だからこそ2人の魂は1つに結ばれていたんでしょうね。
ただ犯人を見つけるだけでは終わらない。現在の2人は誤解したまま互いに殺しあうのだと思っているんです、まさに都合よく真犯人にそう仕向けられていて…。
ローマンが死刑直後に語った「終わらない」という言葉に翻弄された犯人、でもこの台詞は「2人の愛が」と前に続くのかもしれません。
前世の因縁は返って来る…。ローマンはグレースに、マーガレットはマイク。性が反対になった2人がわかっていてでのあのラストの大盛り上がりは激しいオペラのBGMとも相まってなかなか目が離せない展開。ある種の異様な迫力がありました。
しかしあの巨大なハサミ型オブジェは…。やはり妻をはさみで殺されたローマンが潜在的に「はさみ」を特別視していたってことなんでしょうね。

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