いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

操り人間

【概略】
妹を事故で亡くし、心に深い傷を負った画家リリーは、新たな人生を求め小さな田舎町カッサダーガへと移り住む。どことなく奇妙な空気の漂う町ではあるものの、新しい生活の中で彼女は徐々に平穏な日常を取り戻しつつあった。しかし、ある出来事をきっかけに、この町で惨殺されたという少女の怨霊に遭遇したリリーは、事件の真相を暴くべく奔走し始める。やがて彼女が見つけ出したのは、生きたまま人間の四肢を切断し、操り人形(マリオネット)を作るという狂気の「趣味」を持った通称〈ゼペット〉と呼ばれる殺人鬼だった!!
ホラー


.0★★★☆☆
えー「ムカデ人間」を凌ぐとか、「八仙飯店之人肉饅頭」などの狂気のビジュアルとかいわれると、期待しちゃうじゃないですかぁ。
生きたまま切断された四肢を、ジョイントパーツによって再度繋げられ吊るされる。しかし直接的な描写が全くなく、ゴア描写を望んでた観者にはがっかり感が否めないかも。どちらかといえば猟奇殺人者による凶行が描かれているというよりも、主人公が感じる霊の存在などオカルト色が強く、サスペンス寄りの作品となっていると思う。
冒頭、幼少時代に女の子のドレスを着て操り人形で遊んでいた男の子が母親に怒られドレスと人形を滅茶苦茶に壊される。男の子は自分の性器をはさみで切断。その男の子が大人になり、女性を誘拐しては四肢切断し、切断した手足をまたつないで「操り人形」を造るというもの。
耳の不自由な主人公の画家リリーは霊媒師による交霊を受けてから、惨殺された少女の霊に応えるようにして事件に関係していき、このゼペットと呼ばれる殺人鬼に遭遇する。
後半までゆったりとした流れで、実際にゼペットが出てくるのはほんの少しです。それまでは何かを訴えてる怨霊におびえる日々が映し出されていきます。女子奨学生が4年前に失踪した事もあり、リリーと生徒の父親マイクは、フラッシュのように映される記憶の断片が何かを探そうとするのですが…。
断片から得た記憶を絵に描いて並べると、そこは温室であった。温室の床には地下に通じる階段があり、そこには人形とともに操り人形化されミイラ化したかつての奨学生の姿があった。人形化されて遊ばれる姿は異様。遊んだ後は人形を殺し、嘆く。
犯人は庭師だった!…なんてありがちなオチだろうか。登場からして怪しかったしね。しかし怨霊ものとしてはなかなか見ごたえもあったと思う。ただ、マイクの存在が途中から消えてしまうのが微妙なところですが。最後に助けに来るとかないのかよ!とね。
エンドロール後におまけのオチがあるので注意。

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