いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ウィラード

【概略】
会社では社長に怒鳴られ、家に帰れば母親に小言を言われ、友達もいない孤独な青年ウィラード。そんな彼の友達は、地下室に住みついたネズミたち。彼はネズミを会社にまで連れていくが、それが社長に見つかり、あえなく殺されてしまう。その瞬間、彼の怒りに火がついた。復讐鬼へと変貌していく彼の行く末は…。
スリラー


.0★★★☆☆
1971年の「ウィラード」のリメイク作品。孤独な青年の友達は、550匹のネズミの大群だった。
ウィラードを演じたクリスピン・グローヴァーさんの発狂ぶりが凄まじい。追い詰められ最期は残酷な結末を迎えるラストまで、その熱演が素晴らしかった。
冒頭から、内気かつ繊細な心を持つウィラードが日々鬱憤を蓄積しながら悶々と生活を送っている姿が描き出されています。ある日白ネズミが罠にかかったのを助けてやると、そのネズミが戻ってきて、ウィラードはそれにソクラテスという名前をつけ、従順なソクラテスを溺愛します。このへんは、ネズミとはいえペットを飼ったことがある人ならわかるんじゃないかな。
そしてもう一匹ベンという名のでかいボスネズミがいるんですが、ネズミの大群を操れるようになったウィラードは社長の家にいって車のタイヤをかじらせ、溜飲を下げるんですね。
しかしウィラードが溺愛しているのはソクラテスだけであって、その他のネズミは、むしろ増えすぎだと思っている。ベンはウィラードの命令を聞かなくなっていきます。
制御が効かなくなってきたネズミ達に脅威を覚え始めた頃、母親が他界。会社もクビになり、家も抵当に入れられており破産状態、そして最愛のソクラテスが目の前で社長に殺された事により(会社に連れて行くなよ…^;)ぶち切れてしまうんですね。ちなみにこの社長、R・リー・アーメイさんが演じていて、非常にいやらしく憎たらしくみえるようになってます。

またマイケルの歌「ベン」がテレビから流れるバックで猫がネズミに襲われるという演出も可哀想なんですが面白く、パソコンのマウスが本物のマウスだったり、エレベーターから波のように現れるネズミとか、とにかくネズミだらけな作品です。
B級まっしぐらの映画ですが良くまとまっていて、最期まで飽きさせない作りにはなっていたと思います。
ソクラテスは理性、ベンは力を表していたのでしょうか?理性を破壊された事から力に依ることになり、結果自らも滅ぶことになる…。
ウィラードの父親が実はオリジナルのウイラード役の人だったんですねえ。

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