いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ウルトラミラクルラブストーリー

【概略】
青森で農業をしながらひとりで暮らす、子供みたいな青年・水木陽人。ある日、陽人は東京からやってきたという幼稚園の新任の先生・町子に出会い、一目で恋に落ちてしまう。さっそく猛アタックをしかける陽人だが、元カレのトラウマをかかえている町子はちょっと困惑気味。しかし、陽人の身に起きた“ある出来事”によって、2人の距離は徐々に近づいていくのだが…。
ドラマ


.0★★☆☆☆
松山ケンイチさん、麻生久美子さん主演です。
これは違う意味でウルトラミラクルなストーリーでした^;タイトルどおりのラブストーリーではないので注意。
陽人が一目惚れした町子先生は、事故で亡くした彼の頭だけがみつからないという過去をもった女性でした。あるとき農薬を浴びてしまった陽人がいつものテンションの高い青年からおとなしい青年に代わり、彼女が「(おとなしいほうの)陽人がよい」と言ってしまったことから、ある意味での悲劇が生まれます。彼女がいいというのならと陽人は農薬を浴びまくってしまうんですね、心臓がとまるまで。
松ケンが演じるのはADHDにかかってるであろうと思われる青年。町子が占い師に言われた「誰か他の人が答えをだしてくれるのかもしれない」、この相手が陽人なのだと思います。
しかし普通のラブストーリーだと思ってみると、びっくりしちゃいますね。体を失った陽人と頭を失った元彼。頭がないなんてそういう心残りがあると相手との関係が深いほど引っ張っちゃうよねぇ。この陽人と元彼・要の図柄も妙にシュールだった(漫画チックに首部分は黒くなってる)。
陽人は農薬を浴びすぎて死んでしまうのだけれど、なぜかピンピンして生きている。「進化したぞ!」と喜ぶ陽人、それから町子は陽人日記のようなものをつけて一緒に生活している。ある意味で一緒にいたいという陽人の望み通りになったのだけれど、今度は山散歩中に熊と間違えられて射殺されてしまう。「脳みそなくても心臓止まっても生きてるぞ!」といった矢先だった。心臓が止まっても生き続けたのは、町子先生への一途な想いだったのかも。その陽人の想いはしっかり町子に伝わっており、脳味噌をきちんと受け取っている。
ラストで子供達と脳味噌で遊んでる最中に熊がでてきて脳味噌を投げつけるシーンは正直ちょっと理解できないところがあって、町子先生の最後の笑みも謎めいてました。
ゆったりと流れる空間は、どこか心地いいものでもありましたが、でもやっぱり不思議ちゃんな作品かな。

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