いやいやえん

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生きうつしのプリマ

【概略】
父から話があると呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見て唖然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母・エヴェリンに生き写しの女性が映っていた。
ドラマ


.0★★☆☆☆
ミステリアスというよりはいい歳して情けない男たちに翻弄される物語。
「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられて唖然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生き写しの女性が映っていた。彼女の名はカタリーナ、メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でもドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界の違うスターだ。父はどうしても彼女のことが知りたいと、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれなカタリーナに振り回されながら、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの顔があったらしい―。
これ、早々に察する事が出来る映画ですよね。しかも中盤で呆気なく真相が明かされちゃう。
父パウルの衝撃発言。「母エヴェリンは結婚前に兄の子を妊娠していた。でも中絶したはず」。それだけ知ってたら、娘に探らせるんじゃなくてカタリーナの正体を察しろよと思わずツッコミたくなるこの父親の無能っぷり。そして唐突に登場した父の兄ラルフの存在。パウルは、エヴェリンからは堕ろしたと聞いていると言いますが、実はエヴェリンはイタリアで娘を出産しており、友人ローザに預けたということが分かります。つまりゾフィとカタリーナは、エヴェリンとパウル&ラルフ兄弟の間に生まれた異父姉妹という事になります。そりゃ母親に似てても仕方ないわな。
そして終盤。弟パウルは、「兄は私の持っているものを何でも欲しがった」と妻エヴェリンを寝取られたかのように言い、兄ラルフは「エヴェリンは私を愛していた」と言い放ちます。そして二人が取っ組み合いを始めるのです(笑)大の大人(老人)の兄弟が取っ組み合いですよ?呆れるを通り越して、なんてバカバカしい!エヴェリンはよほど巧くこのろくでもない二人の男の間を立ち回ったのでしょうね。墓場まで秘密をもっていってしまった。
しかし、一見すべてうまくいったかのような話ですが、ゾフィの新しい恋人、カタリーナとの面会を手配するかわりに自分と一夜を過ごせなんて要求する男で、ろくでもないと思うのですが…。母エヴェリンの血を受け継いでろくでもない男しかやってこないのか?とか思ってしまうラストでした。

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