いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

湖のほとりで

【概略】
舞台は北イタリア。湖のほとりで美少女の死体が発見されたのをきっかけに小さな村の住民たちの人間関係が浮き彫りになっていく。
サスペンス


.0★★★★☆
動かない湖面の下では水面上に現れないさざなみが起こっているのかもしれない。それは、人間関係でも同じこと。
イタリア郊外の小さな湖のほとりで、若い女性アンナの全裸死体が発見される。新しく赴任してきた老刑事サンツィオは関係者への聞き込みを開始するのだが…。
冒頭からミステリータッチで、引き込まれていく。どこかへ連れて行かれる少女、知的障害と思しき男、文章にならない手紙…。関係者一同はそれぞれ家庭環境に問題があって、次第にそれが明らかにされていく感じ。関係者だけではなく、刑事自身の家庭にも問題あり。
凄く静かな作品です、何か衝撃的なことが起こる訳ではない、ただ浮き彫りにされていくだけ。ただ展開が少々淡々とし過ぎているせいで地味な作品としてイメージが定着してしまうと思う、勿体無い。
静かでちょっとした会話の一言からあらわになる人間関係の演出が素晴らしい。動かない湖面のように、最後まで静かだ。

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