いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

メキシコ・オブ・デス

【概略】
メキシコの新鋭監督が描くホラー・オムニバス作品。誰も見た事がない想像を絶する恐怖と残酷とエロスがあなたを襲う…。
ホラー


.0★★★☆☆
首狩り!魔女!怪物!殺人鬼!呪術!死者! 誰も見た事がない想像を絶する恐怖と残酷とエロスがあなたを襲う!!

「いけにえの祭壇」
若者の失踪事件を追う記者が見た衝撃のメキシコの実態!麻薬絡みのギャングと、アステカ文明をうんだメキシコの歴史…現代でも「アポカリプト」的な行為を、街のチンピラ連中がやっていました、というお話。

「ハラル・デ・ベリオ」
傷ついた犯罪者二人が迷い込んだ美しい廃墟は淫乱な魔女の棲む館だった!!魔女って言うか幽霊っていうか。幽玄的な世界観だった。

「排出」
死体が持っていたタバコを盗み吸ったがため、姉の膣から経血を取ってこいと悪霊にささやかれた少女の運命(笑)この妹がドジっ子で…この生臭い感覚がザ・メキシカン。経血ってあんなジャージャーとれるもんじゃないでしょ(失笑)

「ささいなもの」
山小屋「初体験デート」を企画したら、おチンチンの大きな山の精霊が彼女から処女を奪いました、というとんでもねえお話。面白かったんだけどわらえなーい。あんなのに処女奪われ受胎なんてしたらそりゃ気も狂うわ。

「重要なのは中味」
街中にいる浮浪者が、子供を殺して臓器を売っていた、というお話。少女の母親にはその浮浪者が無害な存在に見えるが、その娘(兄が被害者に)には浮浪者はオバケに見えていた…というお話。必要な物は中身で、男が必要な物は残りの部分だというのがエグいかも。

「人形」
謎の人形島の秘密!!メキシコのソチミルコ島=人形島、有名な怪奇スポットだけどもはや観光地になっている…には、それっぽい殺人鬼が潜んでいましたよ、というお話。

「7回の7倍までも」
インディオの禍々しい儀式で苦労して死者を蘇らせる男。ゾンビ状態な蘇った死者はやがて人格を取り戻し…しかしそこまでして死者を蘇らせるには、実は理由があったのです。悲しい復讐譚を描いた作品。

「死者の日」
死者の日(メキシコの盛大なお祭り)にそのテのお店のババアが店の女性たちに死者のメイクをさせ、男共に強烈な復讐を開始する…というお話。


最初の2本がえらいつまらなかったので不安になったけど、下ネタが多いけどもメキシコ独特の危ない感じが濃ゆい。死生観が日本とは違うので、ラテン的なノリと危険地帯なスリリングさの中における牧歌的な匂いが特徴かも。しかしメキシコは濃いな…人が。顔とかじゃなくて、なんか生きてる人生そのものが濃いわ。