いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

モスダイアリー

【概略】
全寮制の女子校に通う16歳のレベッカは、父の自殺後、親友ルーシーのおかげで立ち直っていく。だが、ミステリアスな転校生エネッサが現れ全てが一変してしまう。ルーシーはレベッカを避けるようになり、学園内では不審死や怪現象が多発。それは妖しい魅力を放つエネッサの“正体"に関係していた…。
ホラー


.0★★☆☆☆
思春期の少女たちの密接で「危うい感情」、少女特有の「エロス」、連鎖的に発生する「ミステリー」、現実か妄想かわからない戦慄の「ゴシックホラー」が混ざった女子寮校もの、らしいが…。
うーん。タイトルからなんとなくわかるとおり、ヴァンパイアものらしいのですが、この「美少女」がぶさいくにしか見えないんですよね…白く能面みたいな顔で、顔がパックリ裂けて中から触手が出てきても驚かないぞって感じ。

ヒロインが親友を他の女の子に取られてしまうという女子特有の葛藤というか嫉妬はありますが、そこまで突っ込んだ危うい感情というほどでもなかった気がする。
また、エネッサが屋根を歩いている、宙に浮かぶといったシーンはありますがそれもとくべつ派手じゃないのでいまひとつインパクトに欠ける。
つまり中途半端な作品なんですよね。少女ものを描きたいのか、ホラーなのか、そのへんがきちんと分れていない。なのでグダグダしてるうちに終わっちゃうという…。
結局エネッサの正体はきちんと描かれていないのですが、「カーミラ」をモチーフにした話になっていて、その不透明さをむしろ狙って作ってるのですが、これは単に色々詰め込みすぎだった気がする。
まず、女子寮校ものにしては開放的過ぎて、現代っぽさが漂いすぎ。厳しい寮生活の中…という設定だったらゴシックとか儚さも生まれるのだけどねー。ラストでクラシックな装いをしたエネッサの幻の姿が遠ざかりますが、そのシーンのエネッサはブサイクには見えなかったですね。古典的な風貌の女性という感じ。