いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

モールス

【概略】
母親とふたり暮らしの孤独な少年・オーウェンは、隣に引っ越してきた謎めいた少女・アビーと日に日に打ち解けていく。そんな中、町では残酷な連続猟奇殺人事件が発生し…。
ホラー


.0★★★★☆
「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク作品です。クロエ・グレース・モレッツちゃんがヴァンパイア役に扮しています、相変わらず可愛らしいですね。
話の流れは大体同じ。苛められっこのオーウェンがアビーと出会う。モールス信号を使って交信し、次第に近づいていく二人。
この作品はオリジナルが中性的なヴァンパイア役だったのより、よりアビーが女性的になっていますね。少年と少年よりもこちらは「少女」として描くことにしたんでしょう。そのほうが切ない恋愛としてわかりやすいですからね。また、アビーのために殺人を犯す父親的存在がビニールを被って犯行に及んでたりと違いもあります。
ルービック・キューブも同じ。ただこちらのアビーのほうが怪物然として描かれており、またオーウェンがアビーをゲーセンに連れて行くあたりは、現代っ子風の仕上がり。
血の盟約を交わそうとしてアビーの正体を知ったオーウェンはショックを受ける。別居している父親に悪魔はいるのかと問いかけるほど。
アビーと一緒に写っていた写真の少年は、父親的存在の彼だったんでしょうね。アビーを守り共に生きて老いた。招待されるまで中に入れないというのは怪物の1つの特徴でもありますが、それを証明してみせた演出も同じ。
いじめっ子に報復されるオーウェンを助けたのはアビー(足で理解させるという演出)、そして笑むオーウェン…なんだけど、ここの笑みはちょっと意味合いが違う感じかなぁと感じました。
切ない小ロマンスにはなっていて、オリジナルにはないわかりやすさもあるんですが、個人的にはやはり静寂と孤独・寒さを感じられるオリジナル版のほうが良かったかなぁと思います。これ単体で見て面白い作品ではあるのですけどね。