いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

モンゴル

【概略】
一部族の頭領の息子として生まれ、後にチンギス・ハーンと呼ばれる男・テムジン。彼は裏切りや復讐の渦巻く壮絶な運命と闘い、強靭な魂で統率者として頭角を現していく。
ドラマ


.0★★☆☆☆
浅野忠信さん主演。
映像の土臭さはなかなかよいです。物語の流れは一般的な人間ドラマ系のチンギス・ハーンのものと同じ。妻への約束、兄弟の契り、ボルテとの結婚、襲撃、妻の子供、友との決別、そんな感じ。「蒼き狼地果て 海尽きるまで」も同じような人間ドラマ系でしたが、こちらのほうが勿論よかったです。
ただ途中から、次第に力を増していく様子などがあまりみられず、いつの間にかそれなりに部隊ができあがっているのは疑問でした(そりゃ人が集まってくるくだりも全部は描けないだろうけど…)。
放浪に次ぐ放浪、苦難の連続。幽閉されてる様子はまるで僧侶。あまり英雄視しないで描かれているのはよかったです。個人的な見所は、牢につながれてからだと思いますよ。
「俺が変えてみせる」掟を守らせるため、半数のモンゴル人を殺すこともいとわない。この強靭な精神力を得たのは、勿論父から受けついたモンゴル人の魂もそうですが、家族を守るためでもあり、なんだかモンゴル人の中でも異質な存在だったのかもしれませんね。西夏は消えたが寺院は残ったというエピソードも、凄くよかった
たしかに激動の人生なのですが、どちらかといえば、最近はこの手の人間ドラマに重きをおいたハーンものが続いているので、統一を果たした後のハーンが観たいですねえ。