いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ラビット・ホラー

【概略】
母親の死が原因で口が利けなくなったキリコは、着ぐるみのウサギに導かれて消えた弟を追って不思議な世界へと足を踏み入れるが…。
ホラー


.0★★★☆☆
満島ひかりさん主演です。
目を使った恐怖演出は、清水監督ならでは。眼球が血に染まるシーンや、黒目になったり、うさぎの着ぐるみの目がびくびく動くところはなかなか不気味でした。
キリコの弟の大悟が瀕死のウサギを安楽死させた事から彼女たちの身に奇怪な出来事が次々と巻き起こっていくという話ですが、「アリス」をイマジネーションさせながらも実際には「人魚姫」が下地になっていたという作品。それにしてもウサギの着ぐるみの鳴き声「ウイッ」はないわぁ。
結局、一生消える事のない忌まわしい記憶と罪悪感が作り出した世界であったわけなんだけど、メリーゴーランドでの真相はちょっと突飛過ぎやしませんか。わざわざ着ぐるみ着てプレゼント渡す継母なんてどこにいる、物凄いサプライズだよ(笑)。そうしてキリコは継母を事故死させてしまうのだけれど、実はこの時継母のお腹には赤ちゃんがいた…それが大悟。そう、つまり大悟はキリコの妄想の産物だった。
1人の女性の精神的な葛藤の出来事の話でしたね。
中盤でそれがわかるんです。そしてその後…妄想が一人歩きを始める、父を絡んで。結局あの螺旋階段で、声を取り戻した「人魚姫」は泡と消える。彼女の深い心の闇はそうしなければ消えなかったのか…。
中盤から後半にかけて、意味不明な部分もあって、少々消化不良です…。