いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて

【概略】
厳しい女性重役・クリスティーヌの下で働くイザベルは、彼女の恋人・フィリップと浮気していた。やがて、クリスティーヌはふたりの関係に気付き…。
サスペンス


.0★★★☆☆
リュディヴィーヌ・サニエ、クリスティン・スコット・トーマスさんでおくるサスペンス。「パッション」の元になった作品ですね。
良きパートナーとして関係を築いている冒頭場面から物語は始まる。イザベルはクリスティーヌを敬愛していて、互いに才能を認め合ってワインで乾杯、スカーフのプレゼントまで。
華やかで社交的ながら強欲で遣り手のクリスティーヌは自分を慕っているイザベルの功績を自分の手柄にしてしまう、というところも同じである。イザベルが上司の恋人と知りながら大胆に性行為を迫るところは感情移入が難しい展開ですが(笑)。
邪魔になった「良きパートナー」を、笑顔の奥に秘めた冷酷な感情で葬りさるのをクリスティン・スコット・トーマスさんが見事に表現。そして屈辱的なパワハラを受けるイザベルは、ついにクリスティーヌへの復讐を心に決めて行動を開始する…。
「パッション」のほうが、わかりやすい表現(+デ・パルマ展開)だったように思う。イザベルが受ける「屈辱」も、ノオミ・ラパスが味わった屈辱と比べると、大したことない気がする。それと薬がないとダメな状態にもみえなかったな。こちらはやはりフランス映画で、微々とした部分に共感が沸きにくい。ラストまで引っ張るサスペンス部分は安易なレズ描写に走るよりもこちらのほうが後味悪くて良かったと思います。