いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ランジェ公爵夫人

【概略】
時は1823年。ナポレオン軍の英雄モンリヴォー将軍は、スペインの修道院で一人の修道女との再会を果たす。それはかつて愛したランジェ公爵夫人だった…。
ロマンス


.0★★☆☆☆
19世紀初頭貴族社会を舞台に、恋多き公爵夫人と無骨な将軍との運命を描いた文芸作品が原作。ジェラール・ドパルデューの息子さんが将軍を演じてました
舞踏会の華ランジェ公爵夫人は、無骨な軍の英雄モンリヴォー将軍と出会う。惹かれあう2人はつまりはすれ違うんですよね。冒頭は修道院で再会するシーン。5年探していた公爵夫人・アントワネットを探し続けていた彼はいう「私を愛していないのだ!…一度も!」
5年前の出会い、これはどうみても恋慣れた彼女の遊び相手。今までとは違う無骨な男を手のひらで転がして遊んでいるとしかみえませんよね。昔はそうだったのかもしれませんが将軍が盛りがついたようにすぐに恋に燃え上がるのはちょっと唐突ではあります。だけどこのランジェ夫人、そこまで美人というわけではないんだけれども横顔の鼻筋からあごのラインがもの凄く美しい。
フランス映画らしく、情感たっぷりというのか静かな空気感で、劇場でみたら眠っちゃうかも^;字幕説明などで少し唐突に思えてしまう場面もありますが、艶かしいというよりは、2人の恋情はとにかく激しい。原作でも同じように激しいのかな?宗教議論なんかもあり、ちょっと内容的には難しかったです。(礼儀正しく挑戦的で回りくどい対応ですからね。)
「私が欲しいなど誰もそんなことは言わないわ」彼女は本当は彼を愛しているけれど世間体や宗教を理由に一定の距離を保とうとしている。でも恋情のまま激しく彼女を求める彼は「刃には刃だ。どちらの心臓が良く切れるか」とある種の決意を胸に秘めていたと。烙印を示すシーンは男女のもつれた恋情が垣間見えました。
結局、数ヶ月後に彼が以前と同じように彼女を拉致しに来ると、すでに彼女は亡くなっていて、永遠に彼は彼女を手に入れることはできなかったのでした…。