いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

冷血のレクイエム

【概略】
探偵、チャン・タムは、刑事・チャックから娼婦連続殺人事件の捜査協力を依頼される。チャンは犯人は同一犯で多重人格ではないかと推理するが…。
サスペンス


.0★★★☆☆
【極限探偵B+】です。オキサイド・パン、ダニー・パン兄弟による「探偵シリーズ」3部作第2弾。
数々の事件を(いつの間にか)解決して名声をあげた私立探偵チャン・タムと、その友人でタイ警察のチャック警部補。彼らの前に、無残にも全て異なる殺害方法で惨殺された殺人事件が連続発生した。チャン・タムは犯人が同一犯で多重人格でないかと推理するのだが、事件に大きく関わったことで2人は何者かに襲撃される…。
タイトルが「B+」になっているように、一作目よりは冴えた推理をみせるチャン・タム。なんだよぅ、C+、B+、A+って成績表かよ(笑)。
例によって、謎は解くが何もかも手遅れなスタイル、これぞザ・探偵。前作ほどの面白みはないものの事件の陰惨さはさらにアップ。犯人の異常心理に近づいていく手法で、前作の黒板謎解きスタイルとはすこーし変わっている。
ラストの予想外な骨太展開に絶句しましたが、これはこれで面白かった。でもさ、チャックが、チャックがーッ(泣)!
でも「ミーパンダ」がないのがちょっと寂しかった(笑)。
実は、真相にはとある姉と弟の悲しい過去が関係していて。タムは、修理工のリンという男に狙いをつけ、彼の姉と面会したが、しかし時遅くリンはチャックを襲撃して拉致していた。そしてチャックを助けるために現場に駆け付けたチャン・タムが見たものは…!
事件は凄惨だが真相は説得性が低く、サイコスリラーにしたかったのだと思いますが、「嘘」を付かれたという理由での多重人格はちょっとありきたりだったかな。それよりも、13歳やそこらで孤児になっても生きていけるタイの体制が凄いな。
気持ちどんよりとラストを迎えた直後に届いたもの…それは30年前に失踪し前作「影なきリベンジャー」で遺体となって発見されたチャン・タムの両親の謎にまつわる手掛かり。完全に、完結編となる次作「コンスピレーター 謀略(極限探偵A+)」に続くのであったーー!