いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

レヴェナント:蘇えりし者

【概略】
狩猟の旅の途中、ヒュー・グラスは瀕死の重傷を負う。彼は仲間に置き去りにされた上、最愛の息子の命を奪われてしまう。
アクション


.0★★★☆☆
復讐の先に、何があるのか。
本作を賞賛されてる方には申し訳ないのですが…。私はあんまり好きじゃなかった。映像は凄いしカメラワークも素晴らしい。でも、じゃあ何度も見たい映画かといわれたら、それはNO。だって単純に面白くないんだもの。
ほとんどのシーンは主人公が困難にあり、極寒の地で大怪我をしている状態で、台詞がなく、食料も手に入らないし、痛いやら寒いやらひもじいやら息子を殺されて悔しいやらで、「うー」とか「はぅぐ!」とかって身悶えてます。正直、この素晴らしいロケーションで、過酷で辛そうな演技を要求されたら、ディカプリオじゃなくても例えば敵役トム・ハーディなんかでも上手く演じられるんじゃないでしょうか…そう思ってしまう。だから、この映画は好きじゃないし、アカデミー賞に値するとは思えない。ディカプリオは頑張ったよ?でもだから何?って思ってしまう。ディカプリオは、もっと他の映画のときに賞をとるべきでしたね。
アクションや戦闘シーンも多いのですが、映画を仮想体験する媒体として考えたとき、映画自体は良くできてる。でもそれは主人公のかなりしんどい思いにシンクロするだけで、きっちり復讐を成し遂げても、そこに爽快感や感動は生まれないひたすらに重たい空気のしんどい映画だった。
簡単に良い所をあげてみる。
圧倒されるような北米の大自然の映像美。実話だったのかと驚ける所。
簡単に悪い所をあげてみる。
画面全体が暗い。主人公を放置するに至った結論が当然過ぎ(あのままでは全員が共倒れに)で、主人公にとどめを刺せずに放置した隊長が一番悪い。そのせいで主人公の息子が死ぬはめに。
ディカプリオのリアルな鼻水なんてので、「すげえwリアリティww」とか思ってる人はさすがにいないとは思いますが、そりゃ極寒の地なら人間誰でも鼻水はでるんだよ。どんな美女でもな。
死んだ動物の生肉や素手で魚を捕まえそのままかぶりつくシーン、死んだ馬の内臓を取り出しその中に入り暖を取るシーンなど、とにかく北欧の映画やインディアン映画でけっこう見たことあるシーンが多くて、あまり残虐で壮絶とは思わなかった。命が惜しくてちょっと知識のある人なら同じ事をするだろう。
生に対する執着心をこの映画は語っているわけですが、まるでB級映画の不死身主人公ばりにあれだけの怪我を負ってながらも死なずに生きていること自体ご都合すぎて奇跡。何ヶ月も療養しながらならまだしも、あんなすぐで回復力が凄すぎ。体腐りかけてたのに、走ってんだぜ、話してんだぜ。
この映画で一番印象的なのは大自然そのもの。ディカプリオではない。