いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

レッド・ステイト

【概略】
田舎町に住む3人の高校生が監禁された先は、狂信的キリスト教団。性の乱れの象徴として処刑台に架けられた彼らをめぐり、協会を包囲した特殊部隊と狂信者との銃撃戦が始まる。
ホラー


.5★★★☆☆
カルト教団による理不尽な恐ろしさがホラーな部分になっているのでしょうか。キリスト教保守派の過激さをかなり色濃くブラックに染め上げた風刺的作品かな。
田舎町に住む3人の高校生は、近所の女性が性の相手を募集しているという広告を見つけて喜び勇んで行くが、薬を飲まされ半裸で拉致され檻にいれられて…。
かなり誇張した(ナチも恐れる)超保守的な牧師と信者たちが「堕落した者は死ね!」の意識レベル。教団を率いるクーパー牧師自体が異常なくらい「肉欲、同性愛者は悪魔」な考えをしているものだから、武装した彼らが一般人の言う事なんか聞くはずもない。
信者たちは牧師の説教に恍惚としていて、檻に入れられたゲイの男性が窒息死で公開処刑。一見普通の長い説教の中に、どこか歪んだ考え方があるのがみてとれる、自分たちの中で守っていけば問題ない事柄でも、いき過ぎた考え方なんだよね。しかも銃を大量にためこんでいた。
いかにも銃社会アメリカらしく銃乱射するあたりが非常に皮肉ってあります。呆気ないほどに次々と人が死んでいく。人間の命のなんて儚いものか。また、特殊部隊側もそもそも助けようという概念がない。助けを求めて駆け寄ってきた人や、拉致された青年も撃ち殺していきます。ちょっとやりすぎだよな~とそんな気持ちにさせられるんですが、実際にカルト教団と戦うときにはこういった措置がされるんだろうな。「面倒だからだ」には愕然ですが。
ラストは当然教団側が皆殺しにあうんだろうなと思っていたら、急にヴォーンヴォーン。「主に呼ばれている!」ってオイまさか神の降臨じゃないだろうなと思っていたらば、なんとまあアホらしい。
ただ双方撃ちまくっているだけなのに、アレッこれ面白かった…。