いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

恋愛睡眠のすすめ

【概略】
仕事も恋愛も何一つ上手くいかずパッとしない人生を送ってきたステファンは、父の死をきっかけに、長年暮らしていたメキシコから母のいるパリに帰郷する。引越し作業中に運搬屋の不注意でケガをしたステファンは隣人ステファニーに手当してもらうが、引っ込み思案でシャイなため隣に住んでいることさえ言えない。やがてステファンは、クールで知的なステファニーを好きになるが、なかなか恋は上手くいかない。そんな現実から、せめて眠っている間だけでも彼女に会うため、理想的な夢ばかり見るようになるが…。
ロマンス


.0★★☆☆☆
ガエル・ガルシア・ベルナルがかっこよいのであれなんですが、想像力にたけた主人公の夢世界、このステファンTVが素敵です。ダンボールと紙やセロハンなどで作られた造形美術のクレイな所作や一秒タイムマシンなどの小道具要素は素敵…なんだけど、このガエル=ステファンがだんだんかわいくみえてこないことには、どうもステファンがストーカーで変態チックにみえてしまう!
少し自意識過剰でもあり臆病で妄想そして暴走。いままさに恋をしている人ならこのステファンに共感をもてるのかもしれない。
「フランス的軽いエロ(軽いというか、会話の中での下ネタ話が多くて、それもあって変態にみえるステファン…)」もある不思議ワールド。「ロマンチックなおたくワールド」と形容されてましたが、確かにそうかもしれない。現実世界では上手くいかないことも自分の妄想世界では完全ロマンス。結局自分の妄想に負けて20分後の約束には行かなかったのよね、ラストがハッピーエンドと映画的に終わらなかったのには好感。
「僕と70歳になったら結婚してくれる?」は切なかった。