いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

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【概略】
陰りのある美しいブッパーは、プレイボーイであるエークの子供を妊娠。しかしエークは彼女を裏切り、イギリスへ留学してしまった。彼女が中絶手術に失敗したことも知らずに…。後日、ブッパーのアパートで女の子の幽霊がでると言ううわさがでる。麻薬付けで帰国したエークを待っていたものとは…。
ホラー


.0★★☆☆☆
原題は「BUPPAH RAHTREE」。ブッパー・ラートリーはヒロインの名前なんです。これ、タイでかなりヒットした作品らしいですよ。怖いんだけど笑える!?一体どんな話???(実際にはそんなに笑えなかった)
金持ち男に騙されて妊娠し死んでしまった主人公のブッパーが、つまりは悪霊になって部屋にこもるって話なんです。しかしさ、中絶手術する場所がどう考えても闇医者…まともな病院じゃないんです。父親にいえなかったため仕方ないのかもだけど、これって最悪だよね!賭けで騙して妊娠させたくせにこれですよ。
エークが留学してから急にコメディ路線へ…なんで!??(笑)
うっそくさい霊媒師の大家夫婦や近所の馬鹿たちの描写が異様に長く、いらないドタバタ描写が多すぎですね、もっとコンパクトにまとめられたと思う。「どっちが出て行くか根競べよ!」って幽霊のくせにたくまっしぃ~(゜ε゜;) 警察の対応や導師のビクビク具合、大家のオバサンや隣近所の住民なんかは笑えますが、そもそもブッパーはなにがしたいんだ、と思い始めた頃、いいタイミングでエークが帰国してきます。
性的虐待を受けていた義父に復讐するのはわかるんだけど、アパート住民にはなにも関わりないだろうに…。私はこんなに苦しかったのに誰もなにもしてくれなかった、ということなのかなー?なんていうかこれじゃブッパーという女性の感情自体が怖いよね。怨念とかじゃなくて、彼女の性格自体の怖さというか。ラストのはある意味で幸せなのかなんなのか…。
個人的には大家のオバサン+補佐の人の微妙なかけあいが好きだったんですが、馬鹿馬鹿しいずっこけ笑いではなくなってくる後半は、いつの間にかシリアスに変化。いや~~これ、怖い。ホラーじゃなくてブッパーがね。