いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ロスト・メモリー

【概略】
親友同士のハンナとクラリッサは、毎年夏のバカンスを両親と共に小さな島で過ごしていた。それから25年後、連絡が途絶えていたふたりは思わぬ形で再会する。
スリラー


.0★★★☆☆
幼かった頃のほんの出来心によるイタズラ。人は成長するにつけ嫌な事を忘れて過ごしていくが、誰かはその出来事に一生を左右されその事をずっと恨んで過ごしているかもしれない。

ドイツ映画です。幼馴染のクラリッサと再会したハンナは、子供の頃、島で暮らしていた2人の遊び友達マリアが失踪し行方がわからなくなっているという事を覚えていなかった。その記憶の穴には悲しくも痛々しい事実が隠されていて…。
よく考えれば序盤から伏線はあった!それも中盤で堂々「お前は彼女を連れてきた!」とまで。

実は、ハンナとクラリッサは、子供時代にマリアを深い穴に落としてそのまま逃げていたのです。マリアは死んだと思われていたのですが…実は生きていて、クラリッサにすり替わって復讐しにきたんですね。それにしてもアルバムのシーンでハンナに完全に忘れられていた事もあってこれは一番傷つきますよねえ。動機が動機なだけに。
穴に落ちたことで精神病院へ入る事になり人生をなくしたマリア。それをハンナにも味あわせるという趣向は恐ろしい。しかしこれ、何が怖いってラストの娘の表情かも、です。あと魚屋のババアの顔も怖いわ。

子供の頃の何気ない悪意。でもした方は忘れてるけど、された方はいつまでも覚えてるんですよね。私にも覚えがあります。