いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

私はゴースト

【概略】
郊外の一軒家に取り憑く彷徨える亡霊・エミリー。彼女は雇われ霊媒師・シルヴィアの力を借りながら、成仏できない自らの運命に隠された秘密を紐解いていく。
ホラー


.0★★☆☆☆
「私は死んだの…?」成仏できない霊魂が霊媒師と共にその死の謎を解き明かす、哀しくも恐ろしい心霊ホラー。彼女はなぜ死ん­だのか、そしてなぜ成仏できないのか――すべての謎が明らかになるとき、想像を絶する­恐怖が解き放たれる。
霊が自分の死を認知して、その原因を探っていくという珍しげなホラー。
家具、調度品などの美術的美しさがあった。案外と霊は、このエミリーのように自覚せずに毎日同じ事をして過ごしているのかも…しれない。霊媒師からの呼びかけに気づいて、初めて「思い出して」自分はゴーストだと認識する。
記憶の追体験をして、自分は普通に生活していると思っている。
殺された場所(絨毯)の上を歩く事で、認知させ、記憶を呼び覚ます。因果を解いたら、外は「真っ暗」で闇と虚無が広がっていた。
卵を二つ焼くのはなぜ、男の子のおもちゃ、ナイフで怪我、鏡面頭突き、写真の少年。記憶のない部分は、解離性同一障害のせいで、悪魔のような男に殺されたのではなく、自ら絨毯の上で自らを刺したのだ。そのとき魂が二つ飛び出した。「光に導かれよ!立ち去れ!」まさに自分自身を追い込んだ精神状態のなか、なんか除霊クライマックスになっているけれど、あるのはただ闇。完全なる無で光などなかったと言うオチ。
「私はゴースト。ゴースト」