いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

藁の楯 わらのたて

【概略】
「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」前代未聞の新聞全面広告に、日本中が揺れた! 広告主は巨額の資産を持つ財界の大物・蜷川。幼い 孫娘を惨殺した男、清丸の首に懸賞金を懸けたのだった。命の危険を感じた清丸は、潜伏先の福岡で出頭する。全国民の殺意が向けられる中、48時間以内に清 丸の身柄を警視庁に移送するため、5人のSPと刑事が選ばれた。護衛対象は“人間のクズ"。一般市民、警察官、機動隊員までもが執拗に命を狙ってくる中、命懸けの移送が始まる。
アクション


.0★★☆☆☆
懸賞金10億のクズ(-凶悪犯-)を、命懸けで移送せよ!
たしかに10億もの賞金をかけられてたら、真剣に探しちゃうかも、殺意向けちゃうかも、という荒唐無稽さはありますが納得出来る部分もあり。
孫娘を殺された財界の大物が、その犯人と思われ指名手配をされている清丸の首に懸賞金をかける。清丸は自ら警察署に出頭するが、被疑者を移送する必要から、警備部SPの2名がその任務に加わることに。懸賞金を狙ったり協力する人々の中に警察官も含まれるのがある意味でリアリティあるかも。なんせ懸賞金の桁数が違いますからね。
この異常な状態の移送劇は、最悪の凶悪犯を守るという葛藤、全国民の目が賞金に向いている恐怖というのが良く描かれているとは思うのですが、銃撃戦も一発で終わってしまうなど明らかにそれはないだろ、と突っ込んでしまう部分もなきにしはあらず。警備上の問題も普通に考えて、あんな移送手段はないでしょー。
実際のところ、清丸を殺そうとする人物たちも意外性はなく、警護に当たっていた五人が脱落していくシチュエーションも新鮮味がない。清丸自身も、人間のクズよばわりされていましたが、普通に最高裁で死刑判決をもらうレベルの凶悪犯と言う感じ。藤原竜也さんの演技での粘っこい嫌らしさはありましたが、「命を懸けて守る価値があるのか」と言う台詞が何度も出てきますね、ちょっと暑苦しい。
松嶋菜々子さんもかっこよかったですが、正直こんな異常な状況下では、いくら有能でも普通は屈強な男性を任命するよなーと^;銃構えのシーンも何度もありすぎだし。
連行してきたところに待ち構えていたのが、10億の賞金を出した蜷川。前半のスピーディな展開はなかなか良かったのだけれど、後半の展開は正直悪い。死刑に決された清丸が、もっとやっておけばよかったと後悔しているという所は良かったのだけれど。←ある意味、ここは思い切り納得しちゃったかな。
結局のところ豪華な2時間SPドラマと言う感じで、あまり大作感は感じませんでした。やっぱりその辺が邦画なんだよねー(><)しょっちゅうドラマに出る人が映画にも出てるという事もありますが、いつかこの邦画のタイプが払拭されるときがくるんでしょうかねえ。