@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

テロ,ライブ

【概略】
国民的アナウンサーのヨンファは、不祥事が原因でラジオ局に左遷されてしまう。ある日、彼は生放送中に身元不詳のリスナーから「マポ大橋を爆破する」という脅迫電話を受けるが…。
サスペンス・スリラー


.5★★★☆☆
マポ大橋爆破テロ事件の手がかりを握ったニュースキャスターが、犯人との通話をテレビで独占生中継するも、自分の命が担保となり最悪の状況へと追い込まれていく…!
正体不明のテロ犯との息詰まる攻防をリアルタイムで体感するような作品で、手に汗握る緊張感を得られる作品。
爆破犯の要求は21億ウォンの現金と大統領の謝罪。独占的な話を得た主人公は、テロ犯との交渉を番組の中で行い、高視聴率を得て過去の栄光を取り戻す野望を持つものの、話は拡大して制御不能状態に陥ってしまうというもの。
格差社会の犠牲者というテロ犯の設定はわかりやすく、ある意味共感を得るだろう。ラストの大惨事などリアリティを欠く部分もあるものの、橋の実況などは緊迫感みなぎる部分でもあった。
スタジオとニュース映像がほとんどで映画が構成されているため、番組をながめている錯覚に陥り、それが緊張感をうむのでしょうね。
主人公は多少の野望と以前わいろを受け取っていた過去があり、また同じ業界の妻の仕事を自分の手柄にして出世していたところもある、グレーな人物。それが、次第に「人質を助けたい」「誰も傷つけたくない」と変わっていく様も見物でした。
ラストはおおがかりで悲惨な状況になりますが、彼が「謝罪したい」と言う気持ちは伝わったとは思いたい。
エンタメ作品としてもなかなかの手ごたえ。