いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

2月の夏

【概略】
第1次大戦前のイギリス。気鋭の画家・AJと彼の親友・ギルバートの前に、フローレンスという女性が現れる。彼女はAJから絵を教わる代わりにモデルとなり、ふたりはやがて結婚するが…。
ロマンス


.0★★☆☆☆
ドミニク・クーパーにダン・スティーヴンス、エミリー・ブラウニングが共演。
画家のアルフレッド・マニングスの若き日の実話に基づいて描かれた作品。
20世紀初頭のイギリス。画家志望のフローレンスは、父親が強いる結婚を嫌い、コーンウォールの兄のもとへ転がり込む。そこの芸術家コミュニティで、彼女は軍人のギルバート、画家のアルフレッド・マニングスと出会うが…。

まずギルバート役で、「ダウントン・アビー」でスターになったダン・スティーヴンス。愛する女を見守り支える絵に描いたような英国紳士で、英国俳優好きのツボを押しまくりです。誠実で優しく、上品で知的。なんでフローレンスは彼じゃなくてAJとくっついちゃったんだろう!?とみていて疑問が溢れかえりますが、女性はちょっと危険な男に弱いってのもあるしなあ…とか色々考えちゃった。この撮影時はちょっとぷっくりしてます。

アルフレッド・マニングス(AJ)役のドミニク・クーパー。天才画家ってことで情熱的でワイルド。ただ、キャラ的にはもうちょっと激情的で傲慢さをもった残酷な性格にしても良かったかもしれない。フローレンスと(あっさり)結婚します。
それにしても、ヒロイン、エミリー・ブラウニング演じるフローレンスの魅力のなさが、この映画がパッとしない原因かもですねー。いかにも父の好みそうな紳士然としたギルバートを父と会わせるなんて駆け引きも出来ちゃうし、自分がモデルの絵が夫の他の女性との関係がわかるように並べられているのと同等に並べられているのが耐えられず(これはでもちょっとわかるかな)、なんと結婚式で毒を飲んで自死未遂。別居先をギルバートに探させて彼と関係を持ち…感受性が強く繊細すぎたんでしょうかね、芸術家らしく。結局二人の男(愛)のうち一人(ひとつ)を選びきれなかったんでしょうな。激情の愛と純粋にあたたかい愛。でももしプロポーズが逆だったら…どうなっていたでしょうか。
マニングスといえば馬の絵。

この絵↑のモデルはフローレンスだった。深く愛してた頃の作品なんでしょうね。