いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

【概略】
ともだち歴3年の2019年、世界は世界大統領として君臨するともだちに支配され、殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。都民の行動は完全に制限されていた。そんな中、カンナは反政府組織として武装蜂起する一方、血の大みそか以降、行方がわからなくなっていたケンヂが突然現われる。
SF


.0★★★☆☆
義妹と甥っ子と映画館でみてきました。そろそろ上映終わるんだけどね^;
原作と映画では結末が違うとかいわれていたので、ワクドキしていたのですが…んーーと、結局のところ同じ、だよね?尺をあわせるため若干変更した部分にあわせてまとめている分、展開が違うと言う意味では違う(に決まってる)ので、同じだといえると思う。

オリジナルが完結している分まとめやすくなっているせいか、原作よりもロボットを倒すシーンやラストが分かりやすくなっていたかも。とくに、ロボットを倒すシーンでは映画1作目から描写のあった「バランスを崩せば~」の台詞でケンヂが一人で立ち向かう→オッチョが加勢という構図が、過去と現在とが交差して彼らの絆に妙な感動さえあったよね。
3時間近くあったのですが、5歳の甥っ子も飽きずに見れてて偉かったな、甥っ子より年下の女の子も会場にいたんですが、予告なんかにもあったトモダチの台詞なんかを一緒に声にだしたりしていてちょっと(可愛くて)笑ってしまいました。
最近の子はどうかはわからないけど、原因である過去部分でのいわゆるいじめやからかいなんかは同じような事が私の小さい時にもありましたね。おまえは今日から死にましたーとか●●菌とかそういうの。といっても一週間位に普通になってたり対象が変わってたりするんだけど、さすがに座席に花とか周囲が忘れるとまではいかないかな。
…でも、そういう描写がリアルなぶん、(地球防衛軍や名前やトモダチの台詞など)設定1つに関しても、子ども的な感情部分や読者側の共感要素なんかが非常に巧いなあと思うよね(原作がかな)

ラストにケンジが過去を変える要素がありましたが、原因となる【実際に起こっていること】は、ほんの少しで変えられる可能性のある事だったりするんだよね。トモダチの正体が誰かというよりも、この「トモダチ」を作りだしてはいけないというラストはやはり素晴らしいと思う。
さて、オッチョがとにかく最後まで格好よかったです。球防衛軍で高嶋さんが出てたときはちょっと失笑してしまいましたが…(すみません)
物語としては、子供時代の自分と現在の自分とがリンクするというノスタルジックな展開はとても好きです。オカルトブームが起きた70年代(私は80年代なので違いますが)高度成長で移り変わる日本の姿に、未来への夢や希望なんかが高まったのは容易に想像できますし、まさにこれが子供時代だったりしたら、未来では何でも出来る気がしてたんじゃないかなって思う。いい時代だったんだろうなあ。