@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

23年の沈黙

【概略】
13歳の少女が突如失踪し、麦畑で自転車だけが発見される。元警察官のクリシャンは、23年前に起きた同様の事件との関連を確信して捜査に乗り出すが…。
サスペンス


.0★★★★☆
ドイツ作品です。
23年前悲劇を目撃した1人の青年の、自責と苦悩、そして罪の意識。迷宮入りした殺人事件が、再び蘇ろうとしているのか、同じ日に同じ場所で同じ手口の殺人事件が起きてしまう。
23年前娘を亡くした母親、当時の刑事、現在の両親と事件を追う刑事。これは、ある種の喪失感を持つもの同士の物語だったのかもしれない。犯人も捕まらないのですっきりする終わり方でもなかった。
ティモは自殺する必要はなかった。でもきっと罪悪感からそうした。23年後に事件と同じ報道をみて、黒髪の少女のテープをもらい、あの時一線を越えて自分がなくしたものを思い出したのか。かつての犯罪を少しずつ浮き彫りにさせながらストーリーは進んでいきます。
罪悪感というのは、いつ消えるものなんでしょう。自分が納得できるまで?それとも一生負い続けるもの?真犯人であるペアはすぐそばにいるのに、手が届かないもどかしさで息が詰まりそうだった。
もっていたDVDから犯人がティモだと警察は断定してしまうのだけど、ダーヴィットはテープを何度も聴きなおし2人組みだと確信する。しかし、上層部はそれを退けてしまう。ペアの送ったメッセージは、ティモを思っていた以上の行動へと走らせたんですね。