いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

夜明けのゾンビ

【概略】
アメリカを二分した南北戦争期に世界中でゾンビが大量発生。家族を失ったエドワードが放浪の先で見たものはゾンビよりも凶暴な、生き残った人間たちの姿だった。
ホラー


.0★★★☆☆
家族を失って生きる希望を失った男の再生物語がゾンビ世界の中にあった。
序章「南北戦争」終戦から始まったゾンビたちとの戦い。
第一章「人間性の損失」妻を撃ち殺し、息子のアダムは行方不明。隣人のゾンビを観察して頭部を破壊する事が一番だと知る。彼らを駆り立てるものとは?何が彼らを動かすのか?
息子と再会するも、ゾンビとなっており、11年大切に育てた息子を自らの手で眠りにつかせる。
ゾンビメイクはそこそこ良い出来。イラスト画を使ったりと、ちょっと面白い展開でもありました。けど、ゾンビが中心として描かれているわけではないので、印象に薄い感じもあります。

章を追うごとに話も進んで行き、ちょっと展開が冗長かなとは思いましたが、なかなか面白くみれました。なにせ水中ゾンビまでいるんです。
また息子を荼毘した遺灰を缶につめるところは切なく描かれていました。その苦しみからなかなか逃れられないでいる主人公エドワードの思いは、息子がいつか連れて行って欲しいといっていたエリスの滝へ向かう事でシフトチェンジ。愛馬シャイローも感染し、さよならを告げる。

第二章では妹を探しているアイザックと出会い、…というふうに7章、終章でこの物語は完結します。エドワードが書く日記の中が映像化されている感じ。ゾンビ世界なので人としての感情がまだ残っているエドワードが、感傷にひたる姿は仕方ないと思う。
あと撃ち殺すのはいいのだけど、リロードしないんだよね。弾の補充はどうなってるんだ(笑)忘れたかのようにようやく6章でその話題がでる(笑)
魔女と呼ばれるイヴの言葉から、ゾンビ発生の真実を知るも、痛みがあるからこそ生きている実感があるというのは、わかりやすい台詞でした。イブとエマ、アイザックとエドワードの4人の生活はなんとなくバランスがとれていました。つかの間の安息。しかし…。
将軍の片腕たちの個性があんま感じられなかったな。ただ、ラストは希望を持って終わるので後味は良かったです。