いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スプリット

【概略】
3人の女子高生が見知らぬ男に誘拐される。彼女たちは密室に監禁されるが、誘拐犯は23もの人格を持つ多重人格者だった。さらに、24番目の人格が誕生し…。
スリラー


.0★★★☆☆
誘拐された女子高生3人 VS.23人格の誘拐犯。
シャマラン監督の新作。多重人格を演じ分けるジェームス・マカヴォイはとくに圧巻でもなんでもなく、明快に演技上別の人間を演じてるなあ、くらいの印象でした。実際のところ、主に現出している人格は23もない。せいぜい7、8人くらいだろう。
それと「アンブレイカブル」を観ていない人にとっては意味不明なラストだし、私もそうだったけれど観ている人でも唖然とするだろう。「アンブレイカブル」は、対極にある存在の話としては面白かったものの、だからといって、今更さあ…。
本作は監禁ものなので、監禁自体がすごく長い。その間にセラピストと会う男。人格のひとりがヘルプのメールを送っていたのだ。取り繕うために強靭なデニスという人格がほかの人格のふりをしてすらいた。それもすべて、ビーストという人間を超えた人格の存在を守るため。
後半、壁を登りさえするこの人格が、少女たちを食べたり、ものすごい力で鍵をこじ開けたり、銃で撃たれても平気だったり、鉄格子をこじ開けたりと異能っぷりを発揮するのだが、実際のところそれくらいで、あとはちらちら暗闇に隠れているだけにしか見えないのが惜しい。
ヒロインの少女は、幼少期から現在まで叔父に受けている性的虐待のトラウマをもっている。それがラストにビーストから助かる要因に繋がる。あのラストだと、警察の女性に叔父から虐待を受けていることを話すのではなかろうか。
でも、結局どういうこと?(何が言いたいの?)というもやもやが残る終わり方でした。

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