いやいやえん

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修羅雪姫

【概略】
現在とは時間も空間も異なる、どこかの未来。冷酷な暗殺集団の中で育った刺客の雪は、自分の母親が一族の長に殺されていたことを知り、独り反旗を翻し、裏切り者として追われる羽目になる…。
アクション


.5★★☆☆☆
アクション監修が我らがドニー・イェン、そして音楽が川井憲次氏、という事で、「ふじき78の死屍累々映画日記・第二章」のふじき78さんに教えてもらった作品。存在は知っていましたが、今まで見る機会はなかったな。
釈由美子、伊藤英明、佐野史郎、嶋田久作、真木ようこらが共演。
ドニーさんをアクション監督に迎えてるだけあって、アクションはなんかアジアらしいそれっぽいものにはなっている。けれど、やっぱりそこは邦画なんですよね…。カメラワークがなんかおかしかったり、ストーリーがいまひとつだったり。ドニーさんがやりたかったアクションはなんとなくわかるもんなあ。ドニーさんも、きっと首をかしげていた事でしょう。
世界観とかいまひとつわかりづらい。隆(たかし)は隆で急にぺらぺら話しはじめるし。
ばりばりの暗殺集団・建御雷家で育ったはずの雪が隆とタンクを一緒に転がしたり食事するだけで普通に話して笑ってたりと、親密になるの早すぎ。美尊石(みきいし)エピソードで心通じ合う二人…。しかし二人にはそれぞれ命を狙うものが。雪には建御雷家、隆にも反政府組織のリーダー・城所(きどころ)が。
修羅雪となった雪は、首領の白雷(びゃくらい)を倒すと隆のもとへと戻ってくる。しかし…「一緒にこの国を出よう、誰も過去を知らない新しい(居)場所がきっとあるはず」といってくれた隆は最期に「(美尊石は)…俺がもらうよ。生きて、幸せになれ」と言い残して雪の目の前で死ぬ。嗚咽のような叫びをあげる雪はラストで美尊石を見つけた湖で、ひとり、何かを確信するように刀を見つめ…END。
全体的に古っぽい青臭さはあるものの、どこか漫画っぽい設定と思ったら、そもそもの原作が漫画で、この作品はそこから原案だけいただいて作られたアレンジ作品ということで納得でした。
アクションなどは邦画というよりアジア映画らしい感じになっていて、刀を振る動作とか、足を使ったアクションなどはドニーさんらしい演出になっていました。
手放しで面白いとはいい難い作品ではあるものの、個人的には血を流しながらぶっ倒れる嶋田久作さんのシーンだけでご飯食べれる気もします(笑)いま同じものを作ったらもっと出来のいい作品になっているだろうな、とちょっと思いました。

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