いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

刑事ジョン・ブック/目撃者

【概略】
戒律を重んじ前近代的な生活を営むアーミッシュ=アンマン派教徒の親子が殺人事件に遭遇。ブック刑事は彼らを守るため村に潜伏するが、敵の刺客も迫りつつあった。
サスペンス


.5★★★☆☆
ハリソン・フォード主演。
刑事ジョンが少年と母親のため殺人事件に挑む、サスペンス・ドラマ。この親子が美しいんですよねえ。アーミッシュという生き方をしている人がいまでもいるってのをこの映画で昔知って驚いた記憶があります。
戒律的な生活を送っているアーミッシュの少年が殺人事件(警官殺し)を目撃し、ジョン・ブック警部が担当になる。しかし麻薬課のマクフィー警部補が犯人のひとりだったのだ。表彰写真でそれを見るサミュエル少年、これは大事件の予感…。ジョンは本部長と相談し、極秘扱いで捜査することになる。
しかしいきなり発砲してきたり、それだけでもう逮捕の動機なんじゃないの、と思っちゃうのは現代的感覚か。本部長に相談した直後にこれだから、誰も信用なんねえとアーミッシュの村へ親子を連れたはいいけど、自分は撃たれているのでそのまま村の中で看病される事に(病院に行ったら銃創だとわかり報告されるので)。
手厚い看病のあと回復し、起きたら目の前にアーミッシュの長老たちがドーン(笑)
しかしこのアーミッシュたちの服装は素敵なものがある。男性は黒のチョッキに黒のジャケット、下も黒、水色や紫やブルーのシャツ。女性はシンプルなロングスカート姿で中世的な帽子を被ってる。
サミュエルの母レイチェルは亡くなった夫の服をジョンに着せ、ジョンは乳絞りから大工仕事まで、色々手伝いつつ、潜伏活動(?)を。そんなジョンに嫉妬するアーミッシュの男性も…その名はダニエル、レイチェルに好意を寄せる男。ジョンとレイチェルが次第に惹かれあう様子も丹念に描かれています。
それと、あれっヴィゴ・モーテンセンがいますよ?これがデビュー作らしい。
堂々とレイチェルの入浴を覗きするジョン。「君を抱いたら帰れなくなる…」ジョンが明朝帰ると決めた夕方(夕方とはいえまだ明るい)、レイチェルは帽子をとり、ジョンと抱擁しキスを交わす。これがレイチェルとジョンのけじめであって、美しいシーンでもあります。
しかし「敵」である本部長らはついにアーミッシュのどこの家にジョンがいるのかを突き止めてしまうのだった。レイチェルの義父の、牛乳まみれになりながらの危険を告げる「ブーーック!」がなんか良かったよね…。義父が鳴らせと手で合図した鐘をサミュエルが鳴らしたことで、アーミッシュの皆が集まってくるくだりも好きだ。ジョンが本部長にもう手遅れだと暗に告げる「俺と皆を、この子供を、殺すのか!」と迫るくだりも良い。
あと落ちてくる小麦で窒息死する敵のシーンはエグくてとっても印象に残るわコレ。

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