いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

アイランド

【概略】
2019年。一部の裕福な人々は、自分のクローンを作り、重病になると彼らから内臓を移植してもらえる…。近未来に起こりそうなクローン問題を扱った一作。自分がクローンであると気づいた主人公リンカーンが、隔離された居住空間からの脱出を図る。
SFアクション


.0★★★★☆
クローンである主人公たちが自らの出生を知り、逃げ出し抵抗する…と言う話です。地上最高の楽園「アイランド」へ行くことが憧れである彼ら。その本当の姿とは…。
ラスト結局何も解決してないよなとか、突っ込みどころも確かにあるんですが、近未来的な私設内風景や未来都市の姿がけっこう好き。スカーレット・ヨハンソンさんも作品に華を添えています。
オープニングの海の青と白い衣を着た金髪の女性の対比も美しく、それが突然囚われ溺れる悪夢がまた非常にいい味を出している。
リンカーンは疑問だらけの毎日だった、なぜベーコンがあたらないのか、豆腐に誰も文句をいわないのはなぜか、この仕事は一体何のためか?なぜ、なぜ、なぜ…。そんな中、汚染されたはずの外から来たと思われる虫をみつけたリンカーンは、軽快な会話の出来る仲のジョーダンにそれを打ち明けるが彼女はアイランドへの抽選に選ばれてしまう。虫を追って施設の中を移動した彼は、施設の真実を知ってしまい…。
アイランド行き=死を意味する事を知ったリンカーンはジョーダンを助けようと彼女を連れて逃げます。
彼らの何も知らない戸惑いや率直な面、絶望や生きることへの渇望などがよく出ている作品でした。「アグネイト」が道具とされ、植物であり人間ではないと宣言される彼らの生きる意味はどこにあるのか。「生きたい」と願う彼らの希望は…?男女として愛し合うことの幸せも知った彼ら。
荷台が車を壊すシーンのカーチェイスなども良く出来ていて迫力がありました。緊張感が持続するのもよい所で、後半では敵として追っていた探索の雇用者が焼印を見たことから味方になってくれるのも安直ではありますが、いい感じ。ラストで皆が走りぬけて外へ出るシーンは曲もあってか感動すら。
ショーン・ビーンは相変わらず格好いいな~。

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