いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

アウェイクニング

【概略】
第一次大戦後のイギリス。婚約者の死を忘れることができないフローレンスは、超自然現象の嘘を暴くことを生きがいにしていた。そんなある日、彼女の下に少年の幽霊騒動を調査してほしいという依頼が舞い込む。
ホラー


.0★★★★☆
超自然現象の嘘を暴くことを生きがいにする人って二種類の人間がいると思うのですが、完全に全く信じていない人と、信じているからこそ嘘だと信じたい人と。フローレンスは後者の人間だったのかもしれないですね。
第一次大戦後という時代背景、全寮制の学校と少年の霊という設定がいい。
レベッカ・ホール、イメルダ・スタウントン、ドミニク・ウエストさん共演。
ルークウッド寄宿学校、そこには少年の幽霊が棲むという―。
これだけで私のストライクゾーン。導入部も雰囲気よし。しかし、作品内容は少年の霊よりも、主人公の記憶と不思議な体験をメインにしています。後半、一気に真相へとなだれ込むのでストーリー的にはもの足りなさを少し感じますが、一応捻られて作られてはいて、映像も美しかったです。
湖と寄宿舎の描写、幽霊の描き方、アンティークハウスなどは良かった。
ラストにおいても、トムの哀しみや愛情が強く伝わってくるものだった。彼女は週末ごとに訪れるのだろうか?たとえ見えなくても、忘れたわけじゃないから…。
人は、人に忘れ去られるほうが、ずっとつらい。
映画とは関係ないけれど凄く印象的だった台詞。「子供の頃、暗いのが怖くて目を閉じていたけれど、目を閉じていたほうがもっと暗いのに。なぜだろう」(のようなことをいってた)これわかるなあ、としみじみと感じてしまった。

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