いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

悪魔と天使

【概略】
3年前に妻を殺害され、自らの信仰に疑問を持った元牧師のトラビスは「歩くこともままならない老人が歩けるようになり、重症を負った病人の怪我が一瞬にして治った」という噂を耳にする。「その時、天使に出会い、救ってもらった」と誰もが言うのだが、トラビス自身も死んだ愛犬が生き返るというな超自然現象を体験するのだった。そんな中、自らを「神からの使者」と名乗るブランドンが現れる。
スリラー


.0★★★☆☆
人々を先導する謎の男ブランドンをエドワード・ファーロングさんが演じています。
天使と悪魔とか悪魔と天使とか(笑)タイトルからも分かるとおり、類似作品系列のひとつです。
主役は妻を殺され信仰を失った元牧師トラビス。
どうして人々はイコール神の御業と考えるのかな、正反対の悪魔だとは思わないんだろうか?ブランドンについていく人々、彼を信じられない牧師と女性は、探っていくんだけど…。
オチ的には今更感もある神のふりをする悪魔たちという構図なんだけど、この悪魔達の人間を信じさせようと行う小さい奇跡…素直に信心のある人なら信じてしまうのかもね。癒された人々は当然信じてしまう。次第に人々が盲目的に狂信していくんです。
後半のファーロングさんはなかなかよかったですね。展開的にも前半は間延びしていたけど中後半から面白くなりました。
「みな癒されているのではなくとりつかれている」実はブランドン自身が暴力と怨恨の被害者。トラビスが昔牧師である父親の虐待から助けられなかった少年だったんですね。父親に磔にされ両手を打たれた少年の絶望がすがったのは、神ではなく、彼等。
なぜ突然聖書が現れたか…そして信仰を取り戻すトラビス。人は完全ではないからこそ完全に近づこうと試される、それが信仰なのだと。

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