いやいやえん

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アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲

【概略】
実家の農場を継ぐことになった元宇宙飛行士の男が、妻と3人の子供に支えられながら壮大な夢の実現に向けて奮闘する姿を描く。
ドラマ


.0★★★☆☆
自分の農場から自分の作ったロケットで宇宙へ行く。この無謀な父の夢に家族が一丸となる姿が涙を誘う。
弊害はやっぱり金銭的なもの、そして政府の反対。ブルース・ウィリスさんがかつての同僚役として友情出演していました。
しかし自力で宇宙有人飛行などあまりにも荒唐無稽すぎると思ったら、やはりこれはフィクションなんですね。そりゃそうだよね~やっぱりいくら元宇宙飛行士だからといって、機械整備や製作が出来るわけないと思います。出来てしまうのなら、ロケット飛ばすのにあれだけ仰々しく失敗と成功を繰り返してるNASAの意義がなさすぎる。
膨大な借金も遺産が入ったことでチャラというのも調子が良すぎる。しかしながらいつになっても夢を追う人の姿には人の心を打つものがある。たとえそれが実現不可能なものであってもだ。
ストーリーは非常に都合がよい展開ながらも、夢を実現させようとする家族の物語としてはありだと思う。とはいえ、家族のために夢をあきらめるということも一つの意義ある事なのですが…。
資金と技術的にとてもじゃないが無理なこの夢、おとぎ話にも近しいものですが、映画中盤と後半でロケットは発射されます。
ロケット発射よりも家族の人間的なふれあい・あたたかさが描かれている作品だと思います。夢はなんでもいいのです、父のそれを心から信頼し心配し信じる、そんな強い絆がこの家族から見て取れました。とくに奥さん役のヴァージニア・マドセンさんの包容力と優しさは素晴らしい。子供たちも素直で良い子たちです。父の夢にどこまでついていけるか?うちの父が急に全力で夢を追いだしたら、ついていけないかもなぁ^;と思う昨今、ほんのりとあたたかい笑顔で囲まれた作品に思えました。

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