いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

WALL・E/ウォーリー

【概略】
700年間、ひとりぼっちで働いてきたゴミ処理ロボットのウォーリー。ある日突然、ピカピカの天使が現れた。地球の未来を変える、驚くべき秘密と共に…。
アニメーション


.5★★★☆☆
29世紀の地球で700年間ゴミ処理ロボットとしてたったひとりで働き続けてきたWALL・E。ありえそうなありえなそうなSFミライ描写が面白い。セリフはロボットの片言のみで動きだけで彼らがいま何を考えているのかをわからせるというのも、これがまたなかなか良く出来ています。…まあ人間的ではありすぎるんですけれどもね。冒頭から既に心があるというのも不思議ではあります。…がなにせ手を繋ぐことを夢見て奮闘するというテーマが素晴らしいよ。
一方人間はというと長い宇宙航海ですっかり未来人。動かなくてもOKな超便利生活なんですよね。
この未来の描き方は実にありそうである意味でちょっと可笑しかった。動かないからみんなメタボ、立ち上がるのにもお世話ロボット。デートはホログラム、食事はドリンク、コーヒーに手を伸ばすにも自動椅子。「陸地ってなんだっけ?海ってなんだっけ?」人間達よりもウォーリーのほうがずっと人間らしいんですね。
ウォーリーが出会うイヴというのは、未来人の最新鋭のロボットなんです。その出来の違いは一目瞭然、ウォーリーが彼女(?)に色々みせてまわるくだりはとても可愛らしくユニークでした。イヴが動かなくなっても側を離れないウォーリーの姿は実に健気だし、これが後の伏線にも…。
ウォーリーはイヴをおって宇宙船までいってしまうんですが、地球汚染により宇宙へ脱出した人間たちが結果ウォーリーがみつけた芽を入手したことで地球にかえってくるわけです。地球へもどっても課題は多く、…でも誰かが世話してあげないと。取り戻す人間性と、「生き延びる」ではなく「生きる」という生活へ。
手をつなぐことで言葉なんてなくても伝わるぬくもりや優しさ。2人(2台?)が手をつなぐラストはジーンときてしまいました。
一応エコっていう地球環境のテーマはありますが、健気でビクビクとして四角くなるウォーリーは実に可愛らしかったのでもうなんでもいいかな。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。