いやいやえん

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Virginia/ヴァージニア

【概略】
サイン会のために寂れた田舎町へとやってきたミステリー作家ボルティモア。その町では、数日前に胸に杭で打ち込まれた身元不明の少女の死体が発見されたばかり。彼はミステリー好きの保安官から、この事件を題材にした小説を書こうと提案される。やがて夢の中でヴィーと名乗る謎の美少女や憧れの作家ポーと出会ったボルティモアは、かつてこの町で起きた凄惨な事件について知ることに。そして2人に導かれるように、現在と過去、それぞれの事件の謎を紐解いていくボルティモアだったが…。
ホラー


.0★★★☆☆
主演はヴァル・キルマー、共演にエル・ファニング。
7面文字盤の時計台、牧師と子供たちにまつわる忌まわしい事件、エドガー・アラン・ポー、吸血鬼、幻想的で美しくて雰囲気のある映像だった。でも眠くなるなあこれ。
主人公の作家が殺人事件を題材に小説を書こうとして、そのうちに夢か現実かわからない世界に囚われるという物語なんですが、多分これたくさんの伏線があるんだろうけれど、わざと全て回収しないでいる気がするな。
小説の題材にうってつけという事で作家は事件に首を突っ込んでいくことになるのですが、そもそも「現実」世界が嘘くさい。保安官も事件をなかなか調べようとせず、挙句の果てに事務所の少女の遺体の前でウィジャボードをやる始末。原稿を書くために悩み話しながら打っていくところもコメディか?と思わせられるものだった。
作品として上手く纏まっておらず、これは雰囲気勝ちな作品なんでしょうね。整合性を考えると、訳がわからなくなります。

ヴァージニアは過去の事件で一人逃げた娘で、地下墓地に生き埋めにされた。少女の死体の正体は主人公の娘「ヴィッキー」だった、作家のボート事故死した娘ヴィッキーと「V(ヴァージニア)」は同一人物だった=それらは小説のストーリーである。つまりはこの作品そのものが夢の話で小説の中の出来事なのかもしれない。
原題は「どっちつかず」というような意味のタイトルです、そう考えれば現実と夢の交差しまくってた展開も納得いきますよね。
ヴァージニアとはポーの少女妻の名前ですね。ヴァル・キルマーは相変わらずメタボまくっています。

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