いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

宇宙人ポール

【概略】
アメリカのコミック業界最大のイベント“コミコン"に参加するため、イギリスからはるばるやって来たSFオタクの若者グレアムとクライヴ。そんな彼らのもう一つの目的は、アメリカ西部に点在する有名なUFO関連の名所を巡ること。さっそくキャンピングカーでドライブに繰り出すが、いきなり車の事故現場に遭遇、様子を見に近づいた2人の前には、なんと本物の宇宙人が姿を現わしたのだった。“ポール"と名乗った宇宙人は、60年前に不時着して以来、政府機関に囚われの身となっていたのだった。グレアムとクライヴは、アメリカ文化に染まりきったポールの言動に戸惑いつつも、彼を故郷の星に帰してあげようと一肌脱ぐことにするのだが…。
コメディ


.0★★★☆☆
サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが帰ってきましたよ!
SF作家とイラストレーターの二人がコミコンの帰りにUFO関連の観光地巡りをしていたところ、なんと宇宙人と遭遇。ポールと名乗るその彼はめちゃくちゃ人間らしくて可笑しい。帰星するためヒッチハイクしてくるんだけど…。
死んだ小鳥を再生させて食べちゃうところなんかはびっくり可笑しいシーンでしたが、スティーブン・スピルバーグ「E.T.」の再生能力に「X-FILE」のモルダー捜査官もポールのアイデアらしいです(笑)政府に協力してたつもりが実は囚われてたという。政府内唯一の協力者のおかげで仲間に連絡し迎えに来てもらえる事になっているらしいが…。
勢いで敬虔なキリスト教信者ルースも連れて行くことになるのですが、ポールの「進化」をみせられ敬虔な部分は改心、下品な言葉を連発しちゃう女性に早代わり。この辺りはポールと聖パウロを掛けてるんでしょうね。ルースを追ってくる父親、ゾイル捜査官(ジェイソン・ベイトマン)、バカ捜査官二人との追いかけっこになります。
タラとポールの再会は感動的でした。彼女は60年前に最初にポールを発見し助けた少女で、その愛犬の名前が「ポール」だったんだよね。真実を話しても誰にも理解してもらえない彼女は人間不信のようなものになっていた。しかしポールが実在していた事を知り、やっぱり本当だったと納得するのです。ポールの背負うバッグにはずっと何が入ってたのか知りたかったのですが、中身をしって納得。いい再会だったと思います。
目的のデビルズ・タワー(笑)麓まで来て、追っ手のゾイルが例の唯一の味方だったとわかる。顔の見えない女ボスがあの人であの最後ってのには苦笑しちゃったんですけれども、最初の愛犬とのリンクなんでしょうね。
コメディとしてはいまいちノリきれない所もあったのだけれど、数々の大きな皮肉とSF映画へのオマージュがふんだんに満ちている作品でした。うーん、ポールと友達になりたい!

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