いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

ウルフクリーク 猟奇殺人谷

【概略】
イギリス人バックパッカーの女性2人とオーストラリア人男性1人の3人が、オーストラリア大陸を中古車で巨大な隕石衝突跡「ウルフクリーク」で観光した後、車のエンジンが壊れて動けなくなってしまう。広大な大地に人影もなく車も通らない。やがて陽が沈み、途方に暮れていたところに、車で通りがかった親切な田舎の男性が家に来ないかと誘ってきた…。
ホラー


.0★★★☆☆
実際の事件を基にしたホラー作品です。
もとになったのは主に「ベラングロ州立公園内のバックパッカー連続殺人事件」など。映画「オーストラリア」でもあったあの自然…つまりは周囲数百キロ四方に渡って人影も文明もなにもない荒野…もしなにかトラブルが起こったときにこの状況、物凄く怖くないでしょうか!?

●ベラングロ州立公園内のバックパッカー連続殺人事件とは●

オーストラリア、1992年に女性の刺殺体がみつかったのを皮切りに、次々と主に国外のバックパッカーたちが殺されていたことが判明、94年にアイバン・ミラットが七人のバックパッカー殺害容疑で逮捕、現在も服役中…


笑顔のおじさん(演じた俳優さんはオーストラリアでは良き父親像として見られるタイプの俳優さんらしい)が若者のかすかな希望さえもを粉砕していく…若者の旅行+猟奇殺人ものです。

青い空、どこまでものびる地平線、旅行にはいいよね~楽しそうです。…車が故障しなきゃね。ウルフクリークってのはつまり観光ポイントなんですね、隕石墜落後地クレーターで国立公園なんです。途方にくれる彼らに手を差し伸べたのが前述のおじさん、しかもめちゃくちゃ人が良さそうで親切。
おじさんの話の中身なんかもそうだけど、オーストラリアってワイルドな土地なんだなぁ…と思うまもなく、翌日目を覚ますと…。

ゴアシーンはそう多くはないんだけど、この状況は怖いよ。何ヶ月もいたらしい前の人(死体)は切り刻まれている、泣き叫んでも誰にも聞こえないし、自分達が行方不明になっていることさえ誰も知らない。低予算ながらこれは良く出来てました。
前半はちょっとタラタラしていましたが後半は良かったねー!
クリスティにはけっこうイライラしたんだけど(お願ぁい急いで!とか)ホラーというよりも「害獣駆除」をしたかのような一仕事終えたぜ風のおじさんにはゾゾゾと、また例えおじさんから逃げられたとしてもあの広大すぎる土地ではまず助からない (↑画像左下にベンが…広大すぎ)
何もしないで最後に一人だけで逃げ出した男が唯一助かるというある意味でホラー映画のお約束を覆す作品。

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