いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

es[エス]

【概略】
新聞広告で集められた被験者を「看守役」と「囚人役」に分け、模擬刑務所で生活をさせる…。1971年、スタンフォード大学心理学部で実際に行われた実験を映画化。
スリラー


.0★★★★☆
ドイツ映画です。ドイツ語を習っていた時にこの作品を練習台にしてた事が思い出されます。
無作為に囚人と監視役に分け、模擬刑務所で生活をさせる心理実験なのですが、次第に自らの役割に縛られ、その行動がエスカレートしていく…。極限状態で暴走する人の狂気は恐ろしいです。

ハリウッドリメイク版である「エクスペリメント」がレンタルされたので久しぶりに鑑賞することにしましたが、いや~下手なホラー作品なんかより断然怖い。ドイツ映画らしいちょっと突き放されたような無機質な感覚がまたいいですよね。

始めは皆、4000マルクの報酬だけもらってさっさと終らせようと遊び半分で参加していたはず。しかし1日経たないうちに被験者たちの態度に変化が現れ事態は思わぬ方向へ…。煽るようなタリス(77号)の行動も引き金になったんだけどね~^; 軍人さんは格好いいです。
「役割」という形ないものに支配された人間の心理をあぶりだしていく実験。人間の心理を描いた作品としては非常に良くできた興味深い作品です。

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