いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者

【概略】
黒死病<ペスト>が蔓延してから10年。無法地帯と化した村を捨て、希望を見出そうと旅に出た貧しい一家。しかし、一家はその道中で盗賊団に襲われ、唯一生き残った長女シグネも捕らわれの身となってしまう。そんな彼女に同情した、盗賊団の幼き少女。彼女はシグネを逃がそうと手足のロープを切るが、その物音に目覚めた盗賊の一人に見つかってしまう…。共に協力し、逃げるしか道のなくなった2人の少女。唯一の武器は、盗賊から奪った弓矢だけ。厳しく広大な自然の中、2人は背後から降り注ぐ盗賊の弓をかいくぐり、無事に逃げ延びることができるのか…。
アクション


.0★★★☆☆
1363年のペストで荒れ果ててしまったノルウェーを舞台に、逃亡劇が描かれます。
馬車に乗って旅していた親子を山賊が襲撃、娘のシグネだけが女頭領によって森の奥深くにある彼らのアジトへと連れ去られる。彼女が生かされたのは、女頭領の幼い娘フリッグに妹をつくってやるため。しかし、この娘がヒロインを逃がすことになり、一緒に逃亡する事に…という展開です。
「コールドプレイ」の監督さんなのですが、さすがに演出が丁寧で上手い。スローモーションの使い方も抜群で、正しくまさに正統派と言う感じ。山深い森、みすぼらしく十字架がおざなりに点々と立っている墓、岩だらけの原野など、ロケーションも抜群に雰囲気がでています。
実は女頭領には昔普通に暮らしていたという過去があり、彼女がペストの原因だとして水責め(川に沈める)に合い、実の娘も川に沈められ腹の子も失ったという事があった。農夫の話ではこの辺では有名な話なんだそうな。彼女もかわいそうな女性ですが、だからか実の娘ではないフリッグを余計に溺愛してたんですね。
一度は逃げ切れたもののフリッグを手放してしまったシグネは、彼女を取り戻すために戻ります。農夫に教わった熊殺しのための槍と父親に習っていた弓をもって。
女頭領の顔つきがなんともいえず非常にイイ感じでした。

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