いやいやえん

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MI5:灼熱のコンスパイラシー

【概略】
「MI5」シリーズ第2弾。元MI5のベテラン諜報員・ジョニーは、タークス・カイコス諸島に身を隠していた。ある日、ジョニーは見知らぬ男から食事に誘われる。翌日、その会食で知り合った男が死体で発見され…。
サスペンス


.0★★★☆☆
「MI5:消された機密ファイル」の続編。ウォリッカーシリーズの2作目です。ビル・ナイも続投。CIAのクリストファー・ウォーケン。元恋人のヘレナ・ボナム・カーター。謎の美女にウィノナ・ライダー。英国首相は引き続きレイフ・ファインズ。
前作は大人の佇まいと渋さが光る作品で凄く雰囲気が良かったのを覚えています。本作でもビル・ナイの華麗な女性遍歴は顕在、ウイスキーと煙草、流れる心地よいジャズ音楽も。
MI5を辞め、偽名を使い、南海のタークス・カイコス諸島でひっそりと暮らす元エージェントのジョニー。そんな彼に、カーティスという見知らぬ男が声を掛け、彼が懇意にしている投資家たちとの食事に招く。ところが翌日、その中の一人が死体となって海岸に打ち上げられて…。
カーティスに協力する事になったジョニーが彼とバーで話すシーンでの互いの正体を知りつつ共闘しながら、互いの腹を探りあっている「駆け引き」が本作の見所。
相変わらず地味めのスパイ映画である。派手なアクションなんかは全くないんだけど、そのぶん円熟した俳優たちでじっくりと魅せる。
不況の中、この島に投資家たちが集まってくるのは理由があった。タークス・カイコス諸島は“タックス・ヘイヴン=脱税の島"と呼ばれていたのだ。グラッドストン社も慈善事業“ブリッジ"の資金保管用口座を作り、不正利益を得ていた。そのうえグラッドストン社の共同経営に名を連ねていたのは、ジョニーの宿敵・英国首相アレックだった。果たしてグラッドストーン社の慈善事業「ブリッジ」の意味とその真の狙いとは?という作品です。
前作のヒロインがきれいなレイチェル・ワイズでかつ話も面白かっただけに、本作はちょっと中盤でダレた部分があったなあ。後半は良かったです。用意周到なジョニーは最初から人脈作りもかねてたんだな。
ブリッジの正体はというと一種のシンジゲート。そして裏資金確保の口座作りなのでした。
ラストはマーゴットと共に身を隠すことになるジョニー。3作目に続く!

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