いやいやえん

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個人の感想なのでネタバレしています

1911

【概略】
20世紀初頭の中国。わずか2 歳で皇帝に即位した溥儀(ふぎ)を戴く清王朝は、衰退の一途をたどっていた。侵食されてゆく国を憂う若者たちの危機感も高まっており、孫文率いる<中国同盟会> をはじめとする多くの革命組織が各地で結成されていた。1911年3月。清王朝に対して幾度となく反旗を翻してきた孫文は国外逃亡せざるを得なくなる。孫文は中国での革命活動の指揮を、彼が最も信頼する同志である黄興に託す。4月、孫文の意志を引き継いだ黄興は海外から帰国した<中国同盟会> のメンバーとともに、広州にある総督府(官庁)に攻め込むことを計画する。だが事前に情報を入手していた清朝軍に厳戒態勢を敷かれ、激しい市街戦となってしまう。
史劇


.0★★☆☆☆
辛亥革命の話ですが近代史に疎い私にはちょっと難しかったかな。駆け足感は若干あります。ジャッキー・チェン出演100作品目の作品(凄いね!)。
革命の父といわれる孫文、彼の腹心である黄興、二人の革命の姿を描いた作品ですね。ジャッキーがその黄興を演じていました。
ジャッキー・チェンが100作品目に選んだという事で、かなり気合が入っているように思えます。現在の中国は、少なくとも孫文の目指した中国とはちょっと違うものに思える。そう考えると彼の革命の意義や結果には感慨深いものがありますが…中国の方はこの作品を見てどう思ったのだろうか、そちらのほうが気になる作品になっていました。
激しい戦闘に参加する者や自分の財産を全て捧げる者など、自らの命すら懸ける若き革命家たちの姿には感動するものがありましたが、実際に彼らのポケットの中には遺書や手紙が入ってたんだそうですね。記念館に展示されているものもあるそうなので、そういうのを聞くと彼らの姿がリアルに迫ってきますね。
革命軍のただひたすら国の未来のために激しく戦う彼らの姿には、やはり現代にはない逞しい生命力のようなものを感じましたし、正直歴史的単語としてでしか理解していなかった辛亥革命を知る上での大きな意識体のようなものを感じました。孫文の言う革命とは、自由の理念を深く根付かせる事、民の幸福を追求する事。誰の心でも起こり、自由へと永遠に屹立する。
たくさんの命の上に成し遂げた革命は、自由を求めて立ち上がった人々を描いた歴史の姿そのものでした。

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