いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

犬神家の一族

【概略】
信州が産んだ製薬王・犬神佐兵衛が莫大な遺産を残して亡くなった。佐兵衛には母親の違う3人の娘、松子・竹子・梅子がいたが、なぜか遺言状には全財産を佐兵衛の恩人の孫娘・野々宮珠世に譲渡すると書かれていた。しかも珠世が財産を受け継ぐことができるのは、松子ら3人の娘たちのそれぞれの息子のいずれかと結婚することが条件だった。早速、珠世を巡って息子たちは争奪戦をくり広げ、ついには殺人事件が巻き起こる。遺言状を預かる法律事務所の依頼を受け、名探偵の金田一耕助は捜査に乗り出すのだが…。
サスペンス


.0★★★☆☆
市川崑がセルフリメイク、石坂さんが金田一です。同じ作品を同じ構図で役者を変えて取り直しただけと考えていいと思います。ラストは違いますが…。でも必要性はないので、かつての自作品になにかしら悔しさがあったのかと考えてしまいます。センスがよいと感じたOPの作り方(出演者などの名前)も同じです。
奥菜恵さんが小夜子を演じていますが、3作品の中で一番まともな小夜子です。どうして他の2作品はあんなはすっぱ(古い表現ですが…)になってるんだろう。深田恭子さんが那須ホテルの女中はるの役ですが、田舎娘には見えませんね^;
非常にうまくまとまってます。前作と同じではあるのですが、こちらのほうがまとまっていると感じるのは細かいところが意識されて粗さを改善されたり辻褄あわせを行っているなどからかもしれません。観てると本当に同じ構図同じ台詞でリメイクする必要あったのかなぁとは思いますが…。
白いつるりとしたマスクの佐清はやはり不気味だし、家屋の冷え冷えとした雰囲気も表現されています。場面場面をつなぐ本当に細かいところが変わっていて安定した流れになっています。
でもやはりなぜか松子の母親がお金をせびるシーンがあって、佐智の殺人も相変わらず屋根の上で原作とは違っています。お琴の師匠のシーンもありますが、佐清との邂逅はありませんでした。ここは変わらないんですね。
「よし、わかった!」を連発する所長がちょっと可笑しい。でもどちらかといえば前作のほうが好きですね。

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