いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

陰獣

【概略】
日本の作家・大江春泥を敬愛するフランスの推理小説家・アレックス。来日した彼は接待で出会った芸妓・玉緒に惹かれる。ある日、玉緒の下に1通の脅迫文が届く。その差出人は大江春泥となっていて…。
サスペンス


.0★★☆☆☆
ブノワ・マジメルさん主演。江戸川乱歩の「陰獣」を映画化した作品、原作を読んだのはもうはるか昔で細かいところは忘れちゃいましたが…作品内にでてくる作家・大江春泥が乱歩自身を思わせるようで面白かったと思います。…舞台が現代となり、作中の「わたし」がブノワさん演じるフランス人の推理小説家になり、静子が芸妓へと変わっています。
乱歩作品といえば、のぞきや変態性愛など、異常性のある「犯人像」が有名ですが、この作品でも「屋根裏~」のように覗き趣味があったり変態性愛(SM)などは使われていましたね。
それにしても、冒頭の映画部分の出来が昔の時代ドラマのようでどうしようかと思った…(銃を置いて剣!?)首ちょんぱもありましたね~。フランスでは日本ブームなんでしょうか?ちょっと火サスぽいチープさだったり外人からみた日本の可笑しさなんかもありつつ…美術担当は日本人さんだったようですが。
次第に罠にはまっていく作家…「大江春泥」研究の第一人者である彼が、ちょっと無理のある展開でヒロイン玉緒に関わっていく。美人に頼られて調査していく中、「快楽と苦痛」を知る大江に近づくには自分もその世界へ足を踏み込むしかないというが…。
無理に現代的にしたため、ねっとりと妖しい部分がものたりなくて「乱歩」というイメージはあまりない作品でした。彼女を救うためにいるはずなのに、アレックスが「飼われている」ようにみえるのは惚れた弱みなのか。ラストの刑務所でのブノアさんの動きが軍隊チックで笑ってしまう~。
それにしても、日本人にしてはみんな外国語話せすぎじゃないか!?(笑)

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。